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新井清議長 次に、市長から提出されました議案を一括上程いたします。
△提案理由の説明
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新井清議長 提案理由の説明を求めます。 小島市長。 〔
小島市長登壇〕
◎小島進市長 おはようございます。 本日ここに、平成31年
深谷市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員各位にはご参会を賜り、平成31年度一般会計当初予算案を初め、市政の重要案件についてご審議をいただきますことに心から感謝申し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、本市におきましては心弾む明るい話題が多かった年でありました。まずは、何といってもスポーツの話題であります。昨年の
平昌パラリンピック2018におきまして、本市出身の
村岡桃佳選手が
アルペンスキー大回転競技を初めとする5種目に出場し、金メダルを含む5つのメダルを獲得されたことであります。このことは、私たち市民だけでなく、日本中に多くの感動を与えてくれました。私は、金メダルを胸に市役所前を堂々とパレードし、市内外の4,000人を超える皆様の祝福と拍手に包まれ、
特設ステージで市民栄誉賞を受賞したときの「
桃佳スマイル」が今でも鮮明に脳裏に焼きついております。長い努力の末に大輪の花を咲かせた彼女の活躍は、私たちに元気や笑顔を与えてくれただけではなく、チャレンジし続けることの大切さを教えてくれました。 また、スポーツ界では、ほかにも多くの競技、幅広い世代の皆様が華々しく活躍されました。小学生の少年野球では
藤沢スターボーイズが、中学生の陸上競技では幡羅中学校の4掛ける100メートルリレーが、また
高校スポーツでは、正智深谷高校の
男子バスケットボール部、
県立深谷高校のラグビー部などが全国大会に出場し、スポーツを通じて元気な深谷を全国にアピールしてくれました。 2つ目は、
秩父鉄道株式会社が新駅「ふかや花園駅」を平成30年10月20日に開業したことであります。この新駅の開業は、地域の皆様の交通利便性を大きく向上させることはもとより、
花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトの最終章の始まりを意味するものであります。これにより、アウトレットモールを核とした
花園インターチェンジ拠点施設のオープンに向け、大きな一歩を踏み出すことができました。 3つ目は、市が出資する自治体新
電力会社ふかや
eパワー株式会社、通称「ふっかちゃんでんき」が平成30年10月1日に電力供給を開始したことであります。この「ふっかちゃんでんき」は、自治体が出資する県内初の
電力供給事業者であり、売電の収益を活用して、市と一体となって地域課題の解決に取り組む
公益的事業体であります。この活動は、環境配慮の側面はもちろんのこと、エネルギーの地産地消、資金の地域内循環を図るなど、民力による行政課題の解決や
地域活性化といった「新時代の公共政策」ともいうべき取り組みであります。 4つ目は、ネギで有名な深谷発の新習慣といたしまして、「ねぎらい」と「ネギ」をかけ合わせ、11月23日の勤労感謝の日にネギを贈り、大切な人をねぎらう「
深谷ねぎらいの日」を開始したことであります。深谷ねぎの知名度とおいしさを生かした、この「
深谷ねぎらいの日」の取り組みは、多くのメディアに取り上げられ、人々の注目を集める出来事となりました。私は、今後もこうした取り組みを続けながら、多くの方に深谷市のことを知っていただき、そして本当の魅力を感じていただき、深谷市に来ていただけるよう、14万4,000市民の先頭に立って推進してまいります。 こうした明るい話題は、私たち市民に「元気と笑顔」を与えてくれます。それはまさに、第2次深谷市総合計画に掲げた「元気と笑顔の生産地ふかや」という将来都市像であり、私は、この愛する深谷市からより多くの「元気と笑顔」が生まれるよう、今後も全力で市政運営に臨む所存であります。議員各位を初め市民の皆様には、今後の市政運営に引き続きご理解とご協力を賜りますよう、この場をおかりいたしましてお願い申し上げます。 それでは、議会開会の冒頭に当たり、私の市政運営に臨む基本的な姿勢を申し述べたいと存じます。 第1に、近年、
日本列島各地で多発している自然災害に対する備えについてであります。昨日も北海道で大きな地震がありました。被害が広がらないことを願っております。 昨年は、日本漢字能力検定協会が世相を表す漢字に「災」という字を選んだように、
大阪北部地震や
西日本豪雨、
北海道胆振東部地震のほか、大阪市周辺で猛威を振るった台風21号により各地で甚大な被害が発生するなど、相次ぐ自然災害に見舞われた年でした。平成23年に発生した
東日本大震災を契機に、全国で防災や減災への取り組みが着々と進められている状況ですが、それでもなお、大いなる自然の力によって災害は発生しており、被害に遭われている方々がいる現状に胸を痛めております。 被災された地域では、現在もなお懸命に復興への取り組みが続けられていますが、災害発生に際しましては、救援物資の調達や人的支援などの早期対応が特に重要であり、被災者にとってはいち早くもとの生活を取り戻したいとの切実な願いが強く、その後の復興に係る財源確保が大きな課題の一つとなっております。 そのため、私は、昨年の9月6日に発生した
北海道胆振東部地震に際しまして、全国に先駆けて
ふるさと納税制度を活用した代理寄附を行いました。その結果、台風21号の被災地域への寄附と合わせ、
災害復興支援として5,000万円を超える心温まる浄財が寄せられ、10月31日及び11月5日にはこれらの支援金を被災地へ届けさせていただきました。 そのほか、
西日本豪雨に際しましては、市内全小中学校の児童生徒の皆様に熱心に募金活動を行っていただき、集められた212万円を被災地へ届けるとともに、岡山県倉敷市へ職員1名を派遣し、復興活動の人的支援を行うなど、できる限りの
被災地支援を行ってまいりました。こうした温かな支援の輪の広がりに、この場をおかりいたしまして心から感謝を申し上げます。 また、「自然災害は、いつ、どこで起きてもおかしくない」という危機意識を常に持ちながら、行政として災害への確かな備えを築いていかなければなりません。その中核をなす新庁舎建設につきましては、平成31年が建設工事の山場を迎えることとなります。加えて、各地域の消防・救急活動の拠点となる消防分署に関しましては、川本及び藤沢分署の建てかえが平成31年7月ごろには完了し、新施設が竣工の予定であり、さらに岡部及び豊里分署の建てかえ工事に着手するなど、活動基盤の整備による、さらなる機能強化を図ってまいります。 そのほか、岡部地区の公民館、図書館及び総合支所の機能を統合した複合施設といたしまして、新
岡部公民館の建設工事を進めています。もとより公民館は、地域における災害の応急対策の拠点、さらには拠点避難所としての機能を備えておりますが、新
岡部公民館につきましては、機能転換を迅速かつ柔軟に行えるよう計画し、
防災地区拠点としての高い機能を発揮できるよう建設をしております。 このように、平成31年度は、深谷市の防災基盤の整備を着実に進め、市民の皆様が安全に安心して生活できる環境づくりを進めてまいります。 第2に、これからの日本を取り巻く
人口減少社会への対応といたしまして、
行財政運営の確立についてであります。 深谷市も他の自治体にたがわず、
生産年齢人口の減少に伴い、今後市税も微減する傾向にあります。加えて、高齢化の進行に伴い、社会保障費の一層の増加は避けられず、財政状況は一層厳しさを増してまいります。また、多様化する市民ニーズ、山積する行政課題への対応など、行政にはさまざまな役割が求められております。 こうした状況のもと、深谷市が県北地域の中心都市として歩み続けるためには、将来にわたり自主的かつ安定的な
行財政運営を持続していく必要があります。そのために、私は、「財政基盤の確立」「効率的かつ効果的な業務執行」「市有財産の適正な管理」の3つの改革を今後一層推進していく所存であります。 まず初めに、「財政基盤の確立」としての自主財源の確保ですが、冒頭に申し上げました「ふかや花園駅」の開業と
花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトの着実な推進により、県内外から人を呼び込み、税収などの増加を図るとともに、雇用の創出により地域産業の活性化を誘導するということ、つまり、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」を呼び込むといった好循環を確立することで財政基盤の確立を図ってまいります。 また、平成31年度は、新たに深谷市の強みである農業にITや製造業などの技術をかけ合わせる
アグリテックの推進に取り組む考えであります。
アグリテックとは、
アグリカルチャーとテクノロジーをかけ合わせた言葉であり、例えば「
下町ロケット」という
テレビドラマでとり上げられたような、農業と先進技術をかけ合わせてさまざまな課題の解決を図るといった取り組みを進めてまいりたいと考えております。具体的に申し上げますと、地域の農業課題を解決する知識や技術を持った企業などを対象にコンテストを開催し、今後実証実験を行うなど、こうした先進技術を農業現場に取り入れるための取り組みを進めてまいります。さらに、これらの企業が深谷市に立地し、集積することにより、本市の基幹産業である農業の生産性を高め、農業を本市産業の中心的な太い幹へと育てることで、商工業の振興を誘発し、産業全般の底上げを行い、より強固な財政基盤の確立を図ってまいります。 2つ目は、「効率的かつ効果的な業務執行」ですが、平成31年4月に新設する「
ICT推進室」を中心に、AI、いわゆる人工知能や定型業務の自動化を図るRPAなどのICTを活用し、市役所業務のより一層の効率化を進め、
市民サービスの向上への取り組みを進めてまいります。 3つ目は、「市有財産の適正管理」として、公共施設の適正配置の推進ですが、本市は合併時より同種同機能の施設を多数保有しております。今後、
公共施設等総合管理計画などを踏まえ、
人口減少社会に対応した施設量の適正化を図ってまいります。また、未利用地につきましては、売却や貸し付けなどを含め、幅広く利活用が図られるよう知恵を絞り、スピーディーな対応に努めてまいります。これは、判断を先送りすることなく、後世に負の遺産とならないよう、強い覚悟を持って取り組む所存であります。 こうした考えのもと、昨年は、長年の懸案でありました旧
中瀬小学校体育館敷地に条件を付して
マイナス入札を実施いたしました。この取り組みは、予定価格をマイナスに設定した
解体条件つきの入札手法であり、入札した結果、マイナスの価格で落札された全国初めての事例となり、民間のノウハウを生かし、建物解体とその後の利活用を一体的に進めることで経費削減が図られたものであります。なお、この取り組みが、
公共施設適正配置の加速化や未利用地の有効活用の促進、さらには財源確保につながるものであることから、マスコミに大きく取り上げられ、全国の自治体の先進事例として大きな注目を浴びております。今後も、こうした知恵と工夫で、新たな手法も取り入れながら公共施設の適正配置を進めてまいります。 今後、都市及び生活基盤の整備が進み、社会が成熟化する中で、ここに掲げた「災害への備え」並びに「
人口減少社会への対応」といった2つの大きな課題の解決に取り組むことで、市民の皆様の負託にお応えしていきたいと存じます。こうした
行財政運営の基盤固めをしっかりと行いながら、現在直面しているさまざまな課題に正面から向き合い、
市民サービスの向上を図ってまいります。 特に子育てと福祉に関しましては、今後も進行する少子高齢化が経済社会に与える影響も大きくなってまいります。そうした中で、我々行政は、市民の皆様のニーズを的確に捉え、一歩先を見据えた対応をとらなければならないと考えております。子育て支援に関しましては、これまでの保育ニーズの増大に対し、保育施設の整備などにより受け皿づくりを進めるとともに保育サービスの充実を図ってまいりました。今後は、幼稚園の再編を進める中で、保育機能の強化を図るとともに充実した幼児教育の環境づくりを進め、子育て支援の充実を図ってまいります。また、学校教育に関しましては、学力向上への取り組みとあわせて食育面でのアプローチを積極的に展開し、児童生徒が心身ともにたくましく成長する学校づくりを進めてまいります。 福祉に関しましては、特に高齢者に関してですが、やはりこれからの時代は高齢者が元気で生き生きと暮らせる仕組みづくりが重要であると考えます。そのためには、まずは健康寿命を延ばすことであり、市民の皆様の健康づくりや健康維持に関する取り組みを広く展開してまいります。また、高齢者の活動や活躍の場も必要となってまいります。もとより高齢者の皆様は、これまで社会の第一線で活躍されていましたので、豊富な知識と経験を持ち合わせております。これを社会に生かせる仕組みづくりが必要であり、こうした取り組みを着実に進めてまいります。 私は、これらの取り組みを一つ一つ積み重ねながら、この深谷市を豊かで活気があり、魅力のあるまちとして将来世代に引き継いでいきたいと考えています。そのためには、私が市長就任以来、これまで一貫して行ってきた、現場主義として「現場に行くこと」並びに「人と会うこと」で真摯に市民の皆様の声に耳を傾けること、これを今後も続けることをお約束し、深谷市の未来を輝かせるべく、何事にもチャレンジする姿勢を持ち続け、市政の発展と市民生活の向上のため誠心誠意取り組んでまいる所存であります。 それでは、本日ご提案いたします「平成31年度当初予算案」の概要につきましてご説明申し上げます。 歳入の根幹である市税につきましては、平成31年度におきましてもおおむね180億円台で推移しています。 一方、歳出におきましては、医療や福祉などの扶助費が年率5%台後半で伸びており、今後も少子高齢化のさらなる進展に伴い、増加傾向で進むものと予想されております。 このような状況下におきましても、将来に向けたまちづくりの基盤整備をしっかりと進め、かつ健全財政を維持し、将来世代に配慮した持続可能な
行財政運営を堅持していくことを念頭に、第2次深谷市総合計画に基づく各種施策の展開により、将来都市像の実現を一層確かなものとするための予算として編成したところであります。 その結果、平成31年度の予算案は、一般会計では539億570万4,000円、前年度に比べ4.4%の増、特別会計では314億2,336万8,000円、前年度に比べ5.1%の増となっています。 また、平成31年度
一般会計予算案の主な内容でありますが、まずは歳入のうち市税につきましては、184億3,756万8,000円となり、前年度に比べ3億4,059万3,000円、1.9%の増を見込んでいます。これは、新築家屋に係る固定資産税の増などによるものであります。 地方交付税につきましては、60億600万円となり、前年度に比べ2億8,900万円、4.6%の減を見込んだところであり、これは合併に伴う優遇措置である地方交付税の上乗せ措置の段階的な縮減などによるものであります。 なお、各種基金からの繰入金や市債につきましては、事業執行のために所要の金額を計上したところであります。 次に、平成31年度の歳出の主な内容につきまして、第2次深谷市総合計画に掲げた「まちのイメージ」に沿ってご説明申し上げます。 初めに、子育て・保健・福祉の分野「健康でいきいきと暮らせるまち」について申し上げます。 子育て支援に関しましては、母子健康包括支援センターにおいて昨年度より開始した「赤ちゃん相談事業」を拡充するとともに、産後ケア事業として平成30年度から開始した「宿泊型」「日帰り型」に加えて、支援を必要とする方の自宅を訪問し、心身のケアや育児サポートなどを行うアウトリーチ型のサポートを新たに実施いたします。また、平成31年10月より実施される国の幼児教育・保育の無償化を受け、本市においてもその対応を進めてまいります。さらに、保育需要の増加や施設の耐震化に対応するため、平成31年度は深谷西保育園の建てかえに対する補助を行います。 そのほか、子育てに関する相談窓口である、地域子育て支援センター、母子健康包括支援センター、子ども子育て利用者支援窓口及び家庭児童相談室につきましては、平成30年度から子育て支援ネットワーク会議を設置し、情報連携の強化により各窓口で子育てに関する相談支援を行えるよう体制の整備を進めているところであります。今後も、こうしたきめ細やかな対応を中心に、県などの関係機関と連携のもと、深刻化する児童虐待への対応強化を図ってまいります。 健康づくりに関しましては、健康マイレージ事業「ためるんピックふかや」において、さらなる参加者の増加と利便性の向上を図るため、ポイントの交換景品として「電子地域ポイント」の発行を開始します。これとあわせて、「ふかや毎日プラス1000歩運動」を推進するなど、市民の皆様の自主的な健康づくりを支援してまいります。 高齢者福祉に関しましては、高齢者の介護予防、社会参加を促進し、地域で支え合って生活できるよう、「住民主体の通いの場」の立ち上げ支援を行うとともに、介護予防サポーター、通称「ふっかファイン」の養成を行ってまいります。また、配食サービスやおむつサービス、住宅改修に係る補助制度など、高齢者の在宅生活を継続するための支援を実施してまいります。さらに、もくせい館の一部をシニア世代の活動支援・交流拠点として整備した「もくもくカフェ」につきましては、さらなる活動の活性化が図られるよう支援してまいります。 障害者福祉に関しましては、医療費の助成や各種手当の支給を初めとした日常生活改善のための経済的支援や日常生活用具の給付などにより、障害者の自立に向けた支援を行ってまいります。また、障害者基幹相談支援センター「うらら」で総合的・専門的な相談支援を行うなど、地域の相談支援体制の強化に努めてまいります。 ふっかちゃん子ども福祉基金を財源として実施する取り組みに関しましては、従来の障害児のスポーツ補装具などの助成や小学生の通学用ヘルメットの購入実費の助成を実施してまいります。 続きまして、教育・文化の分野「次代を担う人と文化を育むまち」について申し上げます。 幼児教育に関しましては、現在3園で給食の提供を実施していますが、平成32年度に8園で実施するための環境整備を進めてまいります。また、適正な集団規模を確保することで幼児教育の充実を図るため、平成33年度に幡羅、常盤、明戸幼稚園の3園を統合した新園の開園に向け、旧メヂカルセンター跡地への新園舎の建設に係る設計を進めてまいります。そのほか、多様化する保育ニーズや幼児教育の無償化に対応するため、平成33年度には3歳児の受け入れ及び平日の預かり時間の延長、長期休業中の預かり並びに給食の提供を全園で実施できるよう準備を進めてまいります。 学校教育に関しましては、「標準学力検査」を全ての小中学校で実施し、学習につまずきのある児童生徒に対する学習支援に活用してまいります。小学校におきましては、算数につまずきのある小学校4年生を対象とした「ふっかちゃん夕焼け計算道場」を全ての小学校で開催するなど、学力向上に努めてまいります。また、中学校におきましては、中学生検定サポート事業として、英語検定、数学検定の検定料を全額負担するとともに、英語検定につきましては地域人材を活用した対策講座を実施し、英語に対する学習意欲を高める支援をしてまいります。そのほか、不登校対策に関しましては、学校や昼間の適応指導教室に通うことができない児童生徒を対象とした「いきいきナイトスクール」を実施し、昼間の適応指導教室、そして学校へとつなげていくことで、不登校を減らすよう取り組んでまいります。 学校施設の整備に関しましては、児童生徒がより快適に過ごせる環境を提供するため、榛沢小学校北校舎の大規模改修工事などを実施してまいります。 公民館に関しましては、新
岡部公民館の建設工事を進め、地域のコミュニティや生涯学習の場はもとより、地震などの災害が発生した際の避難所として整備してまいります。 文化振興に関しましては、幡羅官衙遺跡群の本格的な保存、活用に向けた計画策定を進めてまいります。また、国指定の重要文化財である旧煉瓦製造施設につきましては、ホフマン輪窯6号窯の保存修理工事に伴う本体工事に着手し、歴史的遺産の保存・再生に向けた取り組みを計画的に進めてまいります。そのほか、「渋沢栄一翁と論語の里整備」につきましては、中核的な施設である旧渋沢邸「中の家」の改修工事に伴う設計に着手するとともに、ガイドボランティアによるおもてなし事業を実施してまいります。 スポーツ・レクリエーション振興に関しましては、市内小中学生を対象として、世界3大スポーツイベントの一つであるラグビーワールドカップ2019の観戦機会を提供することで、ラグビーの興味、関心を高め、広く普及促進を図ります。さらに、東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据えた各種事業を行ってまいります。また、市民の皆様の交流や健康づくりのため、小山川の堤防を歩行者自転車道として整備する「小山川ウォーク&サイクルロード」につきましては、引き続き県、本庄市と協力し進めてまいります。 続きまして、産業振興の分野「活力とにぎわいにあふれるまち」について申し上げます。 産業振興に関しましては、さきに申し述べました
アグリテックの集積を進めるとともに、平成31年度から、新たに野菜を楽しめるまちづくりを推進するため、深谷の野菜を観光回遊資源として活用し、地域の強みを生かした新たな観光振興に取り組みます。また、平成30年度に全国で初めて導入した「ふるさと納税電子感謝券」のプラットフォームを活用し、5月には電子プレミアム商品券の実証実験を行い、その結果を踏まえて地域通貨の導入に向けた研究を進めてまいります。 農業振興に関しましては、就農支援や農業用機械などに係る費用の支援のほか、荒川中部地区の国営かんがい排水事業、明戸北部地区の土地改良事業を実施し、生産性の向上を図ってまいります。深谷ねぎなど特産物のPRに関しましては、全国ねぎサミットに参加し、認知度向上を図るとともに、産地間の交流による情報交換を進めてまいります。 観光振興に関しましては、市の観光資源を活用し、さまざまな体験型プログラムを提供する「深谷えん旅」や、富岡製糸場と絹産業遺産群の広域連携による「上武絹の道」の取り組みを進めるとともに、ラグビーワールドカップ2019に向けた観光プロモーションなどを行ってまいります。
花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトに関しましては、拠点内に設置する公園の実施設計や秩父鉄道本線の踏切拡幅、周辺生活道路の整備などに着手するとともに、造成工事などの本体工事の早期着工に向け、より一層強力に事業を推進してまいります。 続きまして、暮らし・環境の分野「安心とやすらぎを感じられるまち」について申し上げます。 防災対策に関しましては、市内の自主防災組織を対象に、組織の連絡調整や情報交換、効率的なスキルアップのため、新たに「深谷市自主防災組織連絡協議会」を設立し、活動の活性化に向けた取り組みを行うとともに「災害図上訓練」を実施してまいります。また、地域防災力の向上のため、防災士の資格取得に係る費用を補助し、地域防災のリーダーとなる人材を育成してまいります。 次に、消防・救急体制に関しましては、平成31年度は、川本分署、藤沢分署が竣工し、岡部分署、豊里分署の建てかえ工事を順次実施するとともに、消防・救急車両の更新による対応力の強化を進めてまいります。また、新たな消防戦術として構築した「ファストアタックPRIDEⅢ」につきましては、これまでの実践において放水開始時間を短縮し、火災による損害を軽減できることが実証されましたので、今後も資機材を含めた消防力の強化を進めてまいります。また、AEDが設置され、救命講習の修了者がいる市内の事業所などを「AED協力事業所」として認定し、市民の皆様が事故や急病などの際にAEDが使用できる環境づくりを進めてまいります。 防犯に関しましては、青色防犯パトロール活動を初めとした地域住民による自主的かつ組織的な地域防犯活動を積極的に支援し、防犯のまちづくりを推進してまいります。また、これまでの「こども110番の家」の取り組みに加え、子供や女性、高齢者の安全を守るため、市内の店舗や事業所の協力による「ふかや防犯協力店」、PTAなどの協力による「こども110番の車」を新たに開始し、有事の際の一時避難や保護、必要に応じて関係機関へ通報するなど、事故の未然防止に向けた取り組みを強化してまいります。 深刻化する空き家問題に関しましては、自治会の協力による空き家の実態把握や空き家所有者などへの適正管理の促進、空き家の有効活用などに取り組んでまいります。また、不動産関係団体などと連携し、専門家によるアドバイスが受けられる「空き家
総合相談会」を開催するとともに、外部有識者を構成員とする「深谷市空家等対策審議会」を定期的に開催し、空き家対策を総合的かつ計画的に推進してまいります。 自治会活動に対する支援につきましては、自治会館の建設や改修、自治会掲示板の設置、危険木の伐採などに係る費用を補助するなど、地域活動を支援し、地域コミュニティの醸成を促進してまいります。 環境衛生に関しましては、地域新電力事業を行うふかや
eパワー株式会社との協定に基づき、官民一体となり、環境負荷の低減や各種
市民サービスの提供により地域福祉の向上を図ってまいります。 続きまして、都市・生活基盤の分野「快適で利便性の高いまち」について申し上げます。 市街地整備につきましては、新たに策定した「立地適正化計画」に基づき、
人口減少社会に対応した持続可能なまちづくりを目指すとともに、子育て世代、高齢者、障害者などの誰もが暮らしやすい快適な生活環境の実現を目指します。 また、JR深谷駅の長寿命化を図るため、大規模改修を実施してまいります。 土地区画整理事業に関しましては、中央地区において「深谷駅通り線」「仲仙道通り線」及び「(仮称)にぎわい通り」の整備を重点的に進め、事業の見える化を図ってまいります。また、岡中央地区においては換地処分に向けた手続を進めるとともに、国済寺地区においては、街路などの都市基盤整備を実施し、快適な居住環境の形成を図ってまいります。 水道の整備に関しましては、老朽管の更新を進めるとともに、皿沼浄水場及び花園第2配水場の耐震化などに係る改修を進めてまいります。 下水道の整備に関しましては、平成32年度の完成を目途に小前田地区の雨水幹線整備を進めるとともに、計画的な施設整備を実施してまいります。また、農業集落排水の公共下水道への接続に関しましては、上原地区における実施設計を進めてまいります。さらに、県事業である植松橋の下水道管の幹線整備につきましては、平成32年度の工事着工に向け、平成31年度は添架する下水道管の詳細設計の実施が予定されています。 道路の整備に関しましては、国済寺と上柴地内を南北に連絡する原郷上野台線の整備を平成36年度の供用開始に向け進めるとともに、原郷地内の北通り線の歩道整備を進めてまいります。さらに、県道の整備につきましては、榛沢通り線や深谷嵐山線のバイパス整備を県に働きかけ、早期の供用開始を目指します。また、寄居スマートインターチェンジにつきましては、3月28日から下り線が先行開通いたします。引き続き、上り線の開通に向け、用地買収を進めるなど、早期全線開通に向けた取り組みを進めてまいります。 橋梁の整備に関しましては、法令に基づく点検を行い、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、老朽化した橋の調査、設計、補修を行ってまいります。 河川の整備と排水対策に関しましては、大堀川の改修工事を進めるほか、市指定河川や排水路の整備及び排水機場の整備・増強を進めるなど、治水対策の強化を図ってまいります。 コミュニティバス「くるリン」に関しましては、地域住民を支える移動手段として確実な定着を図るとともに、新たに策定した「深谷市コミュニティバスくるリン再編計画」に基づき、より効果的かつ利便性の高い公共交通ネットワークを構築してまいります。 最後に、協働・行政経営の分野「みんなで創る協働のまち」について申し上げます。 男女共同参画の推進に関しましては、女性活躍支援セミナーの開催や県の関係機関と連携を図りながら、女性の職業生活における活躍を支援してまいります。 情報発信に関しましては、移住定住に関するプロモーション動画やウエブサイトによる情報発信を行い、市の魅力を効果的に市内外に発信するとともに、PR会社などによるメディアプロモーションを通じて、テレビや雑誌媒体などの多様なメディアを積極的に活用し、市の知名度と魅力度の向上を図ってまいります。 協働のまちづくりに関しましては、深谷市人材バンクに登録されている皆様を動画で紹介するウエブサイト「技活」を運営し、人材バンク登録者と活用希望者のマッチングを行ってまいります。また、新たに市民活動の発表の場として、誰もがみずからの活動や地域の話題を投稿できるホームページ「深活」を構築し、市民活動のこれまで以上の活性化と深谷市におけるシビックプライドの醸成を進めてまいります。 「ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ」並びに「ふかや緑の王国」につきましては、市民の皆様と一体となり、「花のまちふかや」を市内外に発信してまいります。 そのほか、平成31年度は、新たに窓口における単純かつ定型的な業務の自動化・省力化を図るとともに、
市民サービス向上のためのさまざまな手法を検討し、導入してまいります。 財産管理に関しましては、市有財産の積極的な活用を図るとともに、
公共施設適正配置計画に基づく施設の統廃合や複合化などにより、施設保有量の最適化と適正配置を図ってまいります。新庁舎整備に関しましては、平成32年度の完成に向け、引き続き建設工事を進めてまいります。 以上、平成31年度の歳出の主な内容につきましてご説明いたしました。 私は、冒頭でスポーツの話題をとり上げました。数あるスポーツのうち、私の大好きな種目の一つがラグビーであります。皆様ご承知のとおり、平成31年は日本でラグビーワールドカップ2019が開催されます。 ラグビーは、1チーム15人で得点を競うスポーツです。競技で使用されている楕円形のラグビーボールは、プレー中に思わぬ方向にはねたり、転がったりと、予想がしにくい特徴があります。また、攻守の切りかえの早い試合展開の中、体格や俊敏性など特微の違う選手が、勝利という1つの目的を果たすため、力を合わせています。このラグビーの試合を通じて感じることは、時代の変化が速く、先の見えにくい不確かな時代をチームが1つになって乗り越え、輝かしい結果を残す姿、その姿に私は深谷市を重ね合わせています。深谷市のこれまでの発展は、先人たちのたゆまぬ努力と市民一丸となって深谷市を盛り上げてきたたまものであると確信しております。私は、こうした姿勢を今を生きる私たちがしっかりと受け継ぎ、チーム深谷のキャプテンとして諸課題に立ち向かい、全力で市政発展のため尽力してまいる所存であります。 結びに、平成31年は、平成という元号が最後の年となり、5月には、新しい元号のもと、新たな時代の幕あけとなります。私は、常にチャレンジする姿勢で、勇気を持って、新たな時代にふさわしい深谷市を切り開いていく覚悟であります。これからの深谷市が輝かしい未来へと発展するよう、議員並びに市民の皆様とともに歩みを進めてまいりたいと存じますので、より一層のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 以上で私の平成31年度施政方針の表明といたします。 それでは、さて、今定例会に提出した議案は、専決処分の報告1件、条例の一部改正8件、条例の廃止1件、財産の無償譲渡1件、市道路線の廃止1件、市道路線の認定1件、補正予算5件、当初予算7件、計25件でございます。 それでは、各議案につきまして、その概要を説明申し上げます。 初めに、報告第1号 専決処分の承認を求めることについてでございますが、本件は、平成30年度深谷市
一般会計補正予算(専決第2号)の専決処分を行いましたので、その承認を求めるものでございます。 次に、議案第1号 深谷市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は、認可地縁団体に普通財産を譲渡することができる場合を追加するとともに条文の整備をするものでございます。 次に、議案第2号 深谷市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は、人事院の公務員人事管理に関する報告を踏まえ、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、条文の整備をするものでございます。 次に、議案第3号 深谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴い、災害援護資金の利率を改定する等するものでございます。 次に、議案第4号 深谷市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の基準を改定するものでございます。 次に、議案第5号
深谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業施行規程を廃止する条例についてでございますが、本件は、深谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業の終了に伴い、条例を廃止するものでございます。 次に、議案第6号 深谷市
水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は、深谷市水道事業運営審議会及び深谷市下水道事業運営審議会を統合し、その名称を深谷市上下水道事業運営審議会に改める等するものでございます。 次に、議案第7号 深谷市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は、水道法施行規則の一部改正に伴い、
布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格基準を改定するものでございます。 次に、議案第8号 深谷市
火災予防条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は、防火対象物の消防用設備等の状況が法令に違反する場合において、その旨を公表することができることとするものでございます。 次に、議案第9号
深谷市立小・中学校、幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本件は学校等の校医の報酬の額を改定するものでございます。 次に、議案第10号 財産の無償譲渡についてでございますが、本件は土地を村岡守氏へ無償で譲渡するものでございます。 次に、議案第11号 市道路線の廃止について及び議案第12号 市道路線の認定についてでございますが、本件は市有地の払い下げ処理等により市道路線の廃止及び認定を行うものでございます。 次に、議案第13号から議案第17号までについてでございますが、これらの議案は平成30年度の一般会計及び特別会計の補正予算についてでございます。 最後に、議案第18号から議案第24号までについてでございますが、これらの議案は平成31年度の一般会計及び特別会計の当初予算についてでございます。 以上で、今定例会に提出いたしました議案25件につきましての説明とさせていただきます。 また、今定例会におきまして、
人権擁護委員候補者の関係につきまして、人権擁護委員法によりご意見をお聞きして推薦したいと存じます。 さらに、今定例会最終日に人事に係る議案を追加提出させていただく予定で準備を進めておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。
△休憩の宣告
○
新井清議長 この際、暫時休憩いたします。 午前10時5分休憩 午前10時20分開議
△開議の宣告
○
新井清議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△議案内容の説明
○
新井清議長 次に、議案内容の説明を求めます。 まず、報告第1号及び議案第1号について、吉岡企画財政部長。
◎吉岡和弘企画財政部長 それでは、報告第1号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。 議案書の1ページをごらんいただきたいと存じます。平成30年度深谷市
一般会計補正予算(専決第2号)につきまして、
地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をいたしましたので、その承認を求めるものでございます。 平成31年2月22日報告、深谷市長。 続いて、2ページをごらんいただきたいと存じます。専決第2号 専決処分書でございます。平成30年度深谷市
一般会計補正予算(専決第2号)につきまして、本補正予算にて編成いたしました事業を速やかに執行する必要があるため、平成31年2月1日に専決処分をさせていただいたところでございます。 それでは、補正予算書についてご説明申し上げますので、お手元の補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。平成30年度深谷市
一般会計補正予算(専決第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ1,767万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ530億5,218万1,000円とするものでございます。 続きまして、事項別明細書により歳入歳出の内容についてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、補正予算書の9ページをお開きいただきたいと存じます。まず、歳出でございますが、2款総務費、2項徴税費、2目賦課徴収費、過誤納還付金につきましては、非課税となる福祉施設の一部について、固定資産税、都市計画税を課税していたことが判明したことに伴い、速やかな返還手続が必要なことから、過誤納還付金を増額するものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げますので、8ページをごらんいただきたいと存じます。18款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算の財源調整としまして繰入金を増額するものでございます。 以上をもちまして、報告第1号 専決処分の承認を求めることについての説明とさせていただきます。ご承認を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第1号 深谷市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の3ページ、議案資料では1ページ及び2ページをお開きいただきたいと存じます。まず、議案資料1ページの深谷市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正についてをごらんください。初めに、条例改正の趣旨につきましてご説明申し上げます。①、現状でございますが、これまで自治会館用地の無償譲渡につきましては、全ての案件で議決をいただいておりました。こうした自治会への土地の譲渡案件につきましては、過去5年間で6件となっておりまして、直近の事例を申し上げますと、平成30年第2回定例会にてご提案させていただきました上手計自治会への土地の無償譲渡議案がございます。 次に、②、課題でございますが、こうした案件に対応していく中で、自治会から土地の譲渡についてご相談をいただく際に、よりスムーズに手続を進めることができないかといった要望をいただくことがふえてきております。また、自治会ごとに事情は異なりますが、自治会館の老朽化による建てかえのタイミングなどとあわせて土地の譲渡に係るご相談をいただいていることなども考慮しますと、今後も土地の譲渡案件がふえていくことが想定されます。 そこで、③になりますが、上手計自治会への譲渡案件のように、当時の自治会の代表者から自治会館用地等として使用することを条件に、市に寄附という形で登記簿上の名義を深谷市としていた案件については、自治会由来の土地であることに疑義がないことから、議決を経ることなく、認可地縁団体となった自治会へ速やかに土地を譲渡してまいりたく、本条例を改正したいものでございます。 それでは、条文の改正内容につきましてご説明申し上げます。議案書の3ページをごらんいただきたいと存じます。深谷市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を次のように改正する。 「第3条に次の1号を加える。」として、新たに第5号「地域的な共同活動の用に供することを条件として普通財産(地域的な共同活動のために寄附を受けた不動産に限る。)を認可地縁団体(
地方自治法(昭和22年法律第67号)第260条の2第1項の規定による認可を受けた地縁による団体をいう。)に譲渡するとき。」という規定を設けたいものでございます。 また、「第7条の次に次の1条を加える。」として、新たに第8条「この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。」という規定を設けたいものでございます。こちらは、譲渡する相手方が使用する申出書の様式や譲渡する際に交わす契約書の様式など、詳細な規定を条例の委任を受けて設けてまいりたいため、条文の整備をしたいものでございます。 附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、認可地縁団体に普通財産を譲渡することができる場合を追加するとともに条文の整備をしたいので、この案を提出するものであります。 なお、条文の改正内容の詳細につきましては、お開きいただいております議案資料2ページの新旧対照表にも記載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 以上で議案第1号の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第2号について説明を求めます。 奥総務部長。
◎奥猛総務部長 それでは、議案第2号 深谷市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 議案書の4ページをお開きいただきたいと存じます。また、説明につきましては議案資料により行いたいと存じますので、恐れ入りますが、議案資料の3ページもあわせてお開きいただきたいと存じます。 それでは、議案資料、深谷市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例一部改正の概要につきまして、資料に沿ってご説明申し上げます。まず、1、改正理由でございますが、国においては、長時間労働の是正など働き方改革の推進のため、民間労働法制において働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律が成立し、原則として平成31年4月から施行されることとなっております。ここで原則とありますのは、中小企業などにおいては法の適用が猶予されるためでございます。 また、人事院の「公務員人事管理に関する報告」においても、国家公務員の働き方改革の一環として、時間外勤務の上限を人事院規則で定めるなどの措置が講じられることとなっております。本市におきましても、人事院の報告を踏まえまして、本条例を改正し、職員の働き方改革を推進するものでございます。 次に、2、改正内容につきましては、新旧対照表により説明をさせていただきますので、議案資料の4ページをごらんいただきたいと存じます。表の左側が改正前、右側が改正後でございます。今回の改正では、第7条に第3項を加え、「正規の勤務時間以外の時間における勤務」、つまり時間外勤務に関し必要な事項を規則に委任する規定を整備するものでございます。 恐れ入りますが、議案資料の3ページにお戻りいただきたいと存じます。資料の中ほどの3、規則への委任事項でございますが、次の3点が委任する内容となります。まず、1点目の時間外勤務の上限でございます。時間外勤務の上限時間は、原則として月45時間、年360時間といたします。しかしながら、事業によっては原則の上限時間を超えて時間外勤務を行わざるを得ない場合も予想されますが、臨時的な特別な事情がない限り、原則の上限時間を超えることはできないこととするものでございます。なお、臨時的な特別な事情がある場合でも、月100時間、2から6カ月の平均が80時間、年720時間のいずれも超えることはできないことといたします。また、原則である月45時間を超えることができる月数につきましては、年間6カ月までとするものでございます。 次に、2点目の上限時間の特例でございますが、大規模な災害への対応など、重要性、緊急性か高い業務に従事する職員に対しましては、(1)でご説明した原則の上限時間を超えて時間外勤務を命ずることができる特例を定めるものでございます。 次の3点目の事後的な検証の実施でございますが、(1)でご説明した原則の上限時間を超えて時間外勤務を命じた場合、その要因の整理、分析などを行い、超過勤務を命ずることが公務の運営上、真にやむを得なかったのかどうかを事後的に検証を行うこととするものでございます。 それでは、恐れ入りますが、議案書の4ページをごらんください。附則でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、人事院の「公務員人事管理に関する報告」を踏まえ、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、条文の整備をしたいので、この案を提出するものであります。 以上で議案第2号の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第3号について、新井福祉健康部長。
◎新井進福祉健康部長 それでは、議案第3号 深谷市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書の5ページ、それから議案資料の5ページのほうをお開きいただきたいと思います。まず、今回の改正の概要につきましては、議案資料のほうの5ページ、こちらにまとめてございますので、こちらによりご説明申し上げます。上からですけれども、まず1、改正理由でございますが、災害弔慰金、災害障害見舞金、災害援護資金、この3つにつきまして定めております災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令が改正されまして、その中で災害援護資金の貸し付けにかかわる改正が今回行われたことから、本市の条例を一部改正するものでございます。 この法律が改正された趣旨でございますけれども、
東日本大震災のときの対応等を踏まえまして、いわゆる第8次地方分権一括法による地方分権整備の一つとしまして、災害弔慰金の支給等に関する法律及び同施行令が一部改正されましたことに伴いまして、本市条例においてもその一部改正を行うものでございます。 なお、この法律は、先ほども言いましたように、災害弔慰金、災害障害見舞金、災害援護資金の貸し付けの3つについて規定しておりますけれども、このうち災害弔慰金、災害障害見舞金につきましては現行のまま、改正はございません。今回一部改正となりますのは、災害援護資金の貸し付けに関することのみでございます。 続きまして、2、法律及び法律施行令改正の趣旨でございますが、まず災害援護資金の貸付利率につきまして、今まで、現行ですと法律によりまして一律3%と規定されておりましたが、市町村が条例で引き下げることができるように改正されたものでございます。 次に、保証人の規定につきましては、
東日本大震災時には特例によりまして、一部保証人がいない場合であっても災害援護資金の貸し付けが認められた経緯を踏まえまして、保証人を付すかどうかにつきましては、国が法律で一律で定めるのではなく、市町村の判断で定めることが適切であるということから、施行令から保証人の規定が削除されたものでございます。 また、償還方法につきまして、これまでは年賦償還、それから半年賦償還、これだけだったのですけれども、月賦償還が追加されたものでございます。 最後に、違約金に係る延滞利率が、市中金利の動向等を踏まえまして、10.75%から5%に引き下げられたものでございます。 次に、3、災害援護資金の貸付制度の概要でございますが、こちらの表に基づきまして、条例をどう改正するかを具体的にご説明申し上げます。まず、改正後のところに同左とあるものにつきましては、今回改正がないものでございます。実施主体だとか対象災害だとか、上からありますけれども、同左と書いてあるところは変更はございません。 改正箇所は、全部で4カ所ございます。ちょっと順不同になるのですけれども、申しわけございませんけれども、下からまず6番目の利率、下から6番目の区分にあります利率をお願いいたします。利率につきましては、年3%から、改正後は年3%以内で規則で定めると改正したいとするものでございます。まず、今後、この規則におきましては、市中金利のやはり動向だとか社会経済状況を踏まえまして、適切な金利を定めていきたいと考えておるところでございますが、現在の市中金利等を勘案いたしますと、当面の間、深谷市といたしましては無利子、ゼロ%と規則で定めていきたいと考えているところでございます。 下から3番目の償還方法につきましては、年賦払い、半年払い、半年賦払いに加えまして、月賦払いを追加するものでございます。 一番下の違約金につきましての延滞利率につきましては、先ほども申し上げましたとおり、施行令の規定が適用されますので、10.75%から5%に引き下げるものでございます。 最後に、下から7番目、真ん中ぐらいにある連帯保証人につきましては、施行令から規定が削除されました。これは、先ほども言いましたとおり、保証人をつける必要がなくなったという法改正の趣旨ではございません。市町村の判断に任せるという国からの通知でございます。このため、保証人に関することは条例からは削除させていただきまして、規則で定めることとしたいと考えております。 なお、この規則においてはどうするかということでございますけれども、貸付元本の返済というのを担保したいために、原則、保証人は必要である旨は規定していきたいという考えでございます。ただし、災害援護資金の貸し付け全てというものでなく、全てに保証人が必要ということではなく、少額の当面の生活資金の貸し付けに対しましては、保証人はつけなくてもよいというような方向で規則に定めていきたいと考えておるところでございます。 以上、この4点が改正内容でございます。 次に、4、施行期日でございますが、法律の施行日と合わせまして、平成31年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案資料の6ページが新旧対照表でございます。こちらはただいま申し上げたところの改正内容でございまして、まず一番上の第14条につきましては、利率を年3%「以内で規則で定める率」とするものでございます。 第15条第1項につきましては、「月賦償還」を追加するものでございます。 第15条の第2項につきましては、こちらは文言修正をさせていただきました。「貸付金」という文言をよりわかりやすい「災害援護資金」に改めるものでございます。 第15条の第3項につきましては、保証人を規定しておりましたが、施行令第8条の保証人の規定が削除されましたことから、「、保証人」を削除し、あわせて条の繰り上げによりまして、引用条文の「第12条」を「第11条」に改めるものでございます。 以上が改正内容でございます。 それでは、恐れ入りますが、議案書の5ページにお戻りいただきたいと思います。改正文の内容につきましては、今説明したとおりでございます。 中ごろの附則でございます。施行期日、この条例は平成31年4月1日から施行する。 2、経過措置としまして、この条例による改正後の深谷市災害弔慰金の支給等に関する条例第14条及び第15条第3項の規定は、この条例の施行の日以後に生じた災害により被害を受けた世帯の世帯主に対する災害援護資金の貸し付けについて適用し、同日前に生じた災害により被害を受けた世帯の世帯主に対する災害援護資金の貸し付けにつきましては、なお従前の例によるとするものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴い、災害援護資金の利率を改定する等したいので、この案を提出するものでございます。 以上をもちまして、議案第3号の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第4号について、新堀こども未来部長。
◎新堀浩一こども未来部長 それでは、議案第4号につきましてご説明いたします。 議案書の7ページ、議案資料も7ページをそれぞれお開きいただきたいと存じます。まず、議案書7ページをごらんください。深谷市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でございます。 深谷市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を次のように改正するとして、改正文がありますが、条文の改正内容は新旧対照表により説明しますので、議案資料のほうの7ページをごらんください。左側が改正前、右側が改正後で、下線部分を改正するものでございます。第10条第3項、「職員」の項でございますが、すなわち放課後児童支援員の基礎資格についての各号のうち、第5号、大学卒業者の規定でございます。この規定に「(当該学科又は当該課程を修めて同法の規定による専門職大学の前期課程を修了した者を含む。)」の文言を加える改正でございます。 このたび、学校教育法の改正により、平成31年4月1日から専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として専門職大学の制度が設けられました。それに伴い、国の厚生労働省令である
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準、これが改正され、放課後児童支援員の基礎資格を有する者として、専門職大学の前期課程を修了した者が対象に追加されました。本条例はこの厚生労働省令に準じておりますので、同様の改正をするものでございます。 議案書の7ページにお戻りください。附則でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するとするものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の基準を改正したいので、この案を提出するものであります。 以上、議案第4号 深谷市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましてのご説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○
新井清議長 次に、議案第5号について、飯塚都市整備部長。
◎飯塚勤都市整備部長 それでは、議案第5号
深谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業施行規程を廃止する条例につきましてご説明申し上げます。 議案書の8ページをお開きいただきたいと存じます。議案第5号
深谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業施行規程を廃止する条例。
深谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業施行規程(平成18年深谷市条例第201号)は、廃止する。 附則でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、深谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業の終了に伴い、条例を廃止したいので、この案を提出するものでございます。 本事業は、旧川本町において平成8年に熊谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業施行規程(平成8年川本町条例第10号)として制定いたしまして、平成8年9月に事業計画の認可を受け、開始した事業で、秩父鉄道武川駅から北へおよそ250メートル、12.7ヘクタールの区域で行ったものでございます。平成23年度に換地処分を行いましたが、事業計画で定めます事業期間には土地権利者の相互間の不均衡を是正するための清算金を納付者が容易に支払えるよう設定した分割納付の期間が含まれます。この清算に関する事務が全て完了し、事業期間も平成30年度で終了いたしますことから、本規程を廃止する条例を提案させていただくものでございます。 以上で議案第5号
深谷都市計画事業武川中央土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第6号及び議案第7号について、中野環境水道部長。
◎中野敏宏環境水道部長 それでは、議案第6号 深谷市
水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 今回の改正は、水道事業運営審議会及び下水道事業運営審議会を統合して上下水道事業運営審議会に組織を改めまして、審議会運営の効率化を図るため、所要の改正を行うものでございます。 それでは、主な改正内容につきまして、新旧対照表にてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、議案資料の8ページをお願い申し上げます。初めに、題名でございますが、「深谷市上下
水道事業運営審議会条例」に改めるものでございます。 次に、第3条でございますが、見出しを「組織」に改め、同条第1項の条文を整備するとともに、同条第2項第2号の次に第3号として「下水道使用者」を加えるものでございます。この改正によりまして、審議会は、学識経験者、水道使用者及び下水道使用者で構成される委員で組織されることとなります。 あわせて、同条第3項を改め、委員の任期を2年としてまいりたいとするものでございます。その理由は、従来の委員の任期は諮問から審議終了までということで、案件ごとにその都度委嘱する形となっておりましたが、事業運営の重要事項について、必要に応じて審議会を開催することができるようにしてまいりたいためでございます。 以上が主な改正内容でございます。 なお、その他の改正につきましては、条文を整備するものでございます。 恐れ入りますが、議案書の9ページをお願い申し上げます。附則でございます。第1項でございますが、この条例は平成31年4月1日から施行してまいりたいとするものでございます。 第2項でございますが、この改正に伴いまして、深谷市下
水道事業運営審議会条例を廃止してまいりたいとするものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 10ページに参りまして、提案理由でございますが、深谷市水道事業運営審議会及び深谷市下水道事業運営審議会を統合し、その名称を深谷市上下水道事業運営審議会に改める等したいので、この案を提出するものでございます。 これをもちまして、議案第6号 深谷市
水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第7号 深谷市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。議案書11ページ、議案資料10ページをお願いいたします。議案資料の概要に沿ってご説明いたします。1の趣旨でございますが、学校教育法及び技術士法施行規則の一部改正に伴い、水道法施行規則の一部改正が行われたため、関係する本条例の資格基準の改定を行うものでございます。 次に、本条例にあります
布設工事監督者及び
水道技術管理者についてご説明いたします。2の
布設工事監督者でございますが、水道工事での技術上の監督業務を行わせる、水道技術の実務経験を有する者とされ、通常の土木工事等にて、担当職員が地元自治会、施工業者との協議や調整などを主とする工事監督者のほか、工事での技術上の監督業務を行っております。 3の
水道技術管理者でございますが、水道法第19条に規定する、水道事業体において水道の管理について技術上の業務を担当させる者でございまして、深谷市水道事業も該当する職員を任命し、安心で安全な水道の事業運営を図っております。 次に、4の一部改正の内容及び資格基準でございますが、まず第3条関係の
布設工事監督者では、学校教育法の一部改正により、第3号の資格基準において、学校教育法による短期大学の卒業者でありましたが、改正では専門職大学の前期課程修了者と専門職短期大学の卒業者も基準に加えるとの内容でございます。 また、同条内の第8号では、技術士法施行規則の一部改正により、技術士第2次試験の専門科目が現在の20部門96科目のところ、改正では20部門69科目に変更され、本条例の資格基準である上下水道部門における選択科目のうち、水道環境が上下水道及び工業用水道に統合されることとなりますことから、本条例での資格基準の「水道環境」を削除いたします。 次に、第4条関係の
水道技術管理者では、学校教育法の一部改正に伴い、同条第2号及び第4号の資格基準である、学校教育法による土木大学等の卒業者でありましたが、改正では専門職大学の前期課程修了者の基準に加えるとの内容でございます。 なお、議案資料11ページから13ページには条例の新旧対照表を記載しておりますので、後ほど確認していただきますようお願い申し上げます。 議案書11ページをお願いいたします。附則、この条例は平成31年4月1日から施行する。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由といたしましては、水道法施行規則の一部改正に伴い、
布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格基準を改定したいので、この案を提出するものです。 以上で議案第7号の説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第8号について、田中消防長。
◎田中章消防長 それでは、議案第8号 深谷市
火災予防条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書13ページ、議案資料にあっては14ページをお開きいただきたいと存じます。今回の深谷市
火災予防条例の一部改正は、消防法令に違反する防火対象物の公表制度を創設するためのものでございます。 初めに、今回の条例改正の背景につきましてご説明させていただきます。平成24年5月広島県福山市で発生したホテル火災、平成25年2月に長崎市で発生した認知症高齢者グループホーム火災など、近年発生した多くの死傷者を伴う火災において重大な消防法令違反があったことが指摘されております。このような違反対象物に対して消防機関が改善命令を行った場合には、違反対象物などへの命令内容の公示が義務づけられていますが、公示に至るまでの間、建物を利用しようとする方にその建物の危険性に関する情報が提供されない状況にあります。 このことから、平成27年3月31日付で総務省消防庁から「違反対象物に係る公表制度の実施の推進について」の通知が出されました。この通知に、管内人口が20万人以上の消防本部は、遅くとも平成29年3月末までには条例等の改正を行い、公布後に十分な周知期間を確保した上で、遅くとも平成30年4月1日から実施すること、また管内人口20万人未満の消防本部は、管内の防火対象物の状況を踏まえつつ、具体的な検討を進められたいとの内容があり、埼玉県の実施目標時期は平成32年4月とされました。これに伴い、利用者などがみずから建物の情報を入手して利用の適否を判断できるよう、消防本部が把握している建物の火災、危険性に関する情報を公表するために新たな制度を創設するものでございます。 それでは、改正内容を議案資料14ページにより説明させていただきます。2の公表の対象となる建物は、飲食店、百貨店、宿泊施設などの不特定多数の方が利用する建物や、病院、社会福祉施設など、1人で避難することが難しい方が利用する建物でございます。 3の公表の対象となる違反でございますが、消防法令によりこれらの建物への設置が義務づけられている屋内消火栓設備、スプリンクラー設備または自動火災報知設備の消防用設備の設置が確認できないものとするものであります。 また、4の公表内容と5の公表までの流れですが、消防機関が立入検査で違反を確認し、建物関係者に違反を通知した日から一定期間を経過してもなお公表の対象となる違反が認められる場合に、建物の名称、所在地、違反の内容を市のホームページへ掲載して行うことといたします。 次に、議案資料15ページをお開きください。深谷市
火災予防条例の一部を改正する条例新旧対照表でございます。
火災予防条例第47条の次に次の1条「防火対象物の消防用設備等の状況の違反の公表」を加えるものであります。 議案書にお戻りいただき、附則でございますが、今回の改正内容は、建物関係者への周知期間を確保することと、施行までの間における消防用設備の設置など違反状態の改善を図るため、この条例は平成32年4月1日から施行することといたします。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 次に、提案理由でございますが、防火対象物の消防用設備等の状況が法令に違反する場合において、その旨を公表することができることとしたいので、この案を提出するものであります。 以上で議案第8号 深谷市
火災予防条例の一部を改正する条例の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
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新井清議長 次に、議案第9号について、植竹教育部長。
◎植竹敏夫教育部長 それでは、議案第9号
深谷市立小・中学校、幼稚園の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書の14ページをお開きください。このたびの改正は、学校医、学校歯科医の報酬の額を改定するものでございます。まず、学校医、学校歯科医ですが、学校保健安全法で学校に置くことが定められており、定期健康診断や歯磨き指導、学校保健委員会への出席など、児童生徒、園児の健康維持増進のためにご尽力をいただいております。現行では、学校医、学校歯科医の報酬は、年額で均等割額が9万円、児童、生徒、園児割額が1人当たり90円、執務割額が勤務1日当たり6,500円でございます。改定後は、均等割額を13万5,000円、児童、生徒、園児割額を1人当たり80円に、執務割額を廃止し、同じ医師会であります寄居町と同じ報酬額といたします。 改定の経緯でございますが、県医師会が県内自治体の学校医等の報酬について調査を行った結果、深谷市の報酬が県内で低いレベルであったため、一昨年の12月に深谷寄居医師会より学校医報酬の改定を検討してほしいという要望がございました。市では、医師会と平成31年度からの報酬改定を目標に調整し、昨年11月の医師会理事会で寄居町と同じ報酬額とする改定案が了承されました。改正条例では、報酬を規定する第2条の金額を改め、執務割額を削り、あわせて文言整理を行いました。 次に、附則でございますが、施行期日といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行するものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、学校等の校医の報酬の額を改定したいので、この案を提出するものでございます。 なお、議案資料16ページに条例の新旧対照表を掲載してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。 以上で議案第9号の説明とさせていただきます。
△発言の訂正
◎植竹敏夫教育部長 失礼いたしました。 済みません、一部誤りがございました。まず、改正後の均等割額を、正しくは「13万1,500円」が改正後でございます。訂正させていただきます。 以上でございます。
△議案内容の説明(続き)
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新井清議長 次に、議案第10号について、吉岡企画財政部長。
◎吉岡和弘企画財政部長 それでは、議案第10号 財産の無償譲渡についてご説明申し上げます。議案書の15ページ、議案資料は17ページ及び18ページとなります。 それでは、議案資料の17ページをごらんいただきたいと存じます。初めに、概要につきまして、先月に開催された議員全員協議会においてお示しした同様な資料でございますが、「「旧
中瀬小学校体育館敷地」落札後の手続きについて」によりご説明申し上げます。 本件は、平成30年12月26日に、予定価格をマイナス1,340万6,000円に設定し、入札を執行した結果、村岡守氏がマイナス795万円で落札しました案件でございます。 次に、落札後の手続をごらんください。旧
中瀬小学校体育館敷地につきましては、手続上、無償譲渡契約を締結することから、
地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき議決をいただく必要がございますことから、本議会において財産の無償譲渡についての議案を上程させていただくものでございます。 なお、マイナスの価格で落札したことから、旧中瀬小学校体育館は落札者の責任において解体していただき、建物解体を確認した後に市が落札者へ795万円の負担金をお支払いする流れとなるものでございます。 中段にございますのは、入札結果をイメージ図でお示ししているもので、その下の枠の中には、今後の手続についてポイントとなる部分を箇条書きにて記載させていただいております。 次に、落札後のスケジュールをごらんください。今後のスケジュールといたしましては、既に1月9日に土地譲渡仮契約を締結しているところでございまして、本議会において本議案及び平成31年度当初予算案に負担金を計上させていただいており、議決をいただいた後に本契約に移行し、平成31年度には建物解体後に負担金を落札者へお支払いし、その後、土地の所有権を移転する予定でございます。 それでは、議案につきましてご説明申し上げます。議案書の15ページをごらんください。1、財産の種類、土地。 2、所在、深谷市中瀬字上中瀬814番1ほか1筆。 3、面積、1,505.61平方メートル。 4、譲渡の相手方、深谷市新戒555番地1、村岡守氏でございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、財産を無償で譲渡したいので、
地方自治法第96条第1項第6号の規定によりこの案を提出するものでございます。 なお、譲渡財産調書につきましては、議案資料18ページにございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 以上で議案第10号の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
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新井清議長 次に、議案第11号及び議案第12号について、飯塚都市整備部長。
◎飯塚勤都市整備部長 それでは、議案第11号 市道路線の廃止についてをご説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案書の16ページをお開きいただきたいと存じます。市道路線の廃止は、道路法第10条第1項の規定によりまして、下記のとおり11路線の廃止をお願いするものでございます。 なお、廃止する11路線の位置等につきましては、議案資料の19ページから30ページに路線名と路線表示しました路線図を添付させていただきましたので、後ほどご参照いただければと存じます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、市有地の払い下げ処理等により市道路線を廃止したいので、この案を提出するものでございます。 以上をもちまして、議案第11号 市道路線の廃止についての説明とさせていただきます。 続きまして、議案第12号 市道路線の認定についてをご説明申し上げます。議案書の18ページをお開きいただきたいと存じます。 市道路線の認定は、道路法第8条第1項の規定によりまして、下記のとおり19路線の認定をお願いするものでございます。 なお、認定する19路線の位置等につきましては、議案資料の31ページから47ページに路線名と路線表示した路線図を添付させていただきましたので、後ほどご参照していただきたいと存じます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 提案理由でございますが、市有地の払い下げ処理に伴う市道路線の起終点部分の変更等により市道路線を認定したいので、この案を提出するものでございます。 以上をもちまして、議案第12号 市道路線の認定についての説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
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新井清議長 次に、議案第13号について、吉岡企画財政部長。
◎吉岡和弘企画財政部長 続きまして、議案第13号 平成30年度深谷市
一般会計補正予算(第5号)につきましてご説明申し上げます。 お手元の補正予算書の1ページをお願いいたします。平成30年度深谷市
一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ11億3,480万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ519億1,737万3,000円とするものでございます。 第2条、継続費の補正、第3条、繰越明許費の補正、第4条、地方債の補正でございますが、それぞれ別表のとおり定めてまいりたいとするものでございます。 それでは、5ページをお願いいたします。第2表、継続費補正でございます。新庁舎整備事業につきましては、平成31年度の事業執行費の確定に伴い、年割額を変更するものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。第3表、繰越明許費補正につきましては、18の事業につきまして記載の金額を翌年度へ繰り越すものでございます。繰り越しの主な理由でございますが、関係機関等との調整に時間を要し、年度内の完了が難しいものや国庫補助の採択を見据え、前倒しして補正予算を計上したことなどに伴い、翌年度へ繰り越すものでございます。 7ページへ参りまして、第4表、地方債補正でございます。新庁舎整備事業につきましては事業費の確定により、産業拠点推進事業につきましては事業スケジュールの変更に伴い、消防分署耐震化事業につきましては事業費の確定により、借り入れ限度額を減額するものでございます。 小学校施設整備維持事業及び中学校施設整備維持事業につきましては、防火シャッター改修工事やトイレ改修などを実施するための財源として地方債を発行するものでございます。 岡部学校給食センター管理事業につきましては、事業費の確定により借り入れ限度額を減額するものでございます。 それでは、事項別明細書により歳入歳出補正予算の内容をご説明申し上げますので、22ページをお願いいたします。初めに、歳出から説明いたしますが、例年、第1回定例会における補正予算につきましては、年度末でありますことから、事業費の確定や決算見込みによる減額が中心となっております。それらにつきましては説明を割愛させていただきますので、あらかじめご了承賜りますようお願い申し上げます。 2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費、公共施設整備基金積立金につきましては、基金運用利子を積み立てるものでございます。 23ページに参りまして、7目企画費、まちづくり振興基金積立金につきましては、本市の農業生産性向上に向けた取り組みに対する寄附をいただくことになったことに伴い、寄附金を積み立てるものでございます。 新庁舎整備事業につきましては、国庫補助金である社会資本整備総合交付金の確定に伴い、財源更正を行うものでございます。 17目財政調整基金費、財政調整基金積立金につきましては、基金運用利子を積み立てるものでございます。 25ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、国民健康保険特別会計繰出金につきましては、特別会計における国民健康保険税の調定見込みの減額に伴い、一般会計からの繰出金を増額するものでございます。 26ページに参りまして、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、ふっかちゃん子ども福祉基金積立金につきましては、株式会社赤城乳業様、サンケイ化学株式会社深谷工場様を初めとする寄附金及び基金運用利子を積み立てるものでございます。 29ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防接種費、予防接種事業につきましては、日本脳炎の予防接種について、接種者数が当初見込み数を上回ったことに伴い、委託料を増額するものでございます。 7目公害対策費、環境保全総合事務費につきましては、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様より本市の環境保全に関する取り組みに対する寄附をいただくこととなったことに伴い、寄附金を積み立てるものでございます。 30ページをお願いいたします。6款農林水産業費、1項農業費、6目農地費、明戸北部農業農村整備事業につきましては、明戸北部地区の県営土地改良事業の排水施設整備について事業スケジュールが変更されたことに伴い、県負担金を減額するものでございます。 2つ下の荒川中部地区国営土地改良事業につきましては、大谷地内の遊歩道整備について、整備区間の縮小に伴い、工事請負費を減額するものでございます。 31ページに参りまして、7款1項商工費、2目商工業振興費、産業価値向上事業については、株式会社トラストバンク様からいただきました寄附を活用させていただき、地域通貨導入に向けた電子プレミアム商品券の実証実験に係る経費を増額するものでございます。 32ページをお願いいたします。8款土木費、2項道路橋りょう費、2目道路新設改良費、道路新設改良事業につきましては、国庫補助金である社会資本整備総合交付金の確定に伴い、財源更正を行うものでございます。 スマートIC整備事業につきましては、事業の進捗見込みに伴いまして事業費を減額するとともに、関係自治体である寄居町及び美里町からの負担金につきましても減額となることから、財源更正をするものでございます。 33ページに参りまして、4項都市計画費、1項都市計画総務費、産業拠点推進事業につきましては、地権者との移転調整や用地交渉の状況を踏まえ、減額するものでございます。 3つ下の中央土地区画整理事業につきましては、国庫補助金である社会資本整備総合交付金の確定に伴い、財源更正を行うものでございます。 岡中央土地区画整理事業特別会計繰出金につきましては、特別会計における保留地処分金の減額に伴い、繰出金を増額するものでございます。 36ページをお願いいたします。10款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、小学校施設整備維持事業につきましては、防火シャッター改修工事及びトイレ改修工事について、平成30年度分の国庫補助の採択の可能性が高いと見込まれること及び夏休み中の工事実施としていくため、市内5校の防火シャッター改修工事及び上柴西小学校校舎西側トイレ改修工事に係る事業費を前倒しして計上し、あわせて繰越明許費を設定するものでございます。 3項中学校費、1目学校管理費、中学校施設整備維持事業につきましても、小学校施設整備維持事業と同様に、岡部中学校の防火シャッター改修工事、同校北校舎トイレ改修工事及び深谷中学校の防火扉の更新に係る事業費を前倒しして計上し、あわせて繰越明許費を設定するものでございます。 37ページに参りまして、5項社会教育費、5目文化財費、論語の里施設管理活用事業につきましては、植栽業務委託等の契約額確定に伴う不用額の減額並びに中の家主屋の改修に関し、業務内容の見直しが生じ、工事等の実施を来年度以降とするため、今年度の事業費を減額するものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、12ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入につきましても、歳出における当該事業費の確定や決算見込みによる減額に伴うものにつきましては説明を割愛させていただきますので、ご了承賜りますようお願い申し上げます。 12款分担金及び負担金、1項負担金、4目農林水産業費負担金、地域用水機能増進事業負担金につきましては、荒川中部地区国営土地改良事業に係る事業費の減額に伴い、関係自治体である寄居町及び本庄市からの負担金を減額するものでございます。 5目土木費負担金、スマートIC整備事業負担金につきましては、事業の進捗見込みに伴い、寄居町及び美里町からの負担金を減額するものでございます。 13ページに参りまして、14款国庫支出金、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、社会保障・税番号制度システム整備費補助金につきましては、住民基本台帳システムの改修に係る社会保障・税番号制度システム整備費補助金の確定に伴い、増額するものでございます。 新庁舎整備事業補助金につきましては、耐震対策に係る社会資本整備総合交付金の確定に伴い、増額するものでございます。 14ページに参りまして、6目教育費国庫補助金、学校施設環境改善交付金につきましては、明戸小学校、本郷小学校の防火シャッター改修工事、上柴西小学校校舎西側トイレ改修、岡部中学校の防火シャッター改修工事及び同校北校舎のトイレ改修工事に係る交付金を計上するものでございます。 16ページをお願いいたします。15款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金、農業水利施設保全合理化事業補助金につきましては、荒川中部地区国営土地改良事業における事業費の減額に伴い、減額するものでございます。 17ページに参りまして、16款財産収入、1項財産運用収入、2目利子及び配当金、財政調整基金預金利子からふっかちゃん子ども福祉基金預金利子までにつきましては、各基金の運用利子を計上するものでございます。 2項財産売払収入、1目不動産売払収入につきましては市有地の売却額を、2目物品売払収入につきましては公用車の売却額をそれぞれ増額するものでございます。 18ページをお願いいたします。17款1項寄附金、2目民生費寄附金、ふっかちゃん子ども福祉基金寄附金につきましては、株式会社赤城乳業様、サンケイ化学株式会社深谷工場様を初めとする寄附金を計上するものでございます。 4目商工費寄附金につきましては、株式会社トラストバンク様からの寄附金を計上するものでございます。 6目衛生費寄附金につきましては、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様からの寄附金を計上するものでございます。 19ページに参りまして、18款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算の財源調整としまして繰入金を減額するものでございます。 2目場外舟券売場環境整備基金繰入金につきましては、ボートピア岡部における舟券売り上げの減少により、基金の積み立て原資である環境整備協力費の減少が見込まれることに伴い、基金からの繰入額を減額するものでございます。 5目教育基金繰入金につきましては、平成29年度に頂戴しました株式会社石坂産業様からの寄附金を活用させていただいた事業費の確定に伴い、寄附の残額を基金に繰り戻すため、繰入金を減額するものでございます。 20ページをお願いいたします。20款諸収入、6項1目雑入、場外舟券売場環境整備協力費につきましては、ボートピア岡部における舟券の売り上げの減少に伴い、減額するものでございます。 電子プレミアム商品券発行事業収入につきましては、電子プレミアム商品券の販売収入を計上するものでございます。 大里広域市町村圏組合過年度清算金につきましては、介護保険に係る平成29年度分の負担金が確定したことに伴い、清算金を計上するものでございます。 21ページに参りまして、21款1項市債、6目教育債、義務教育施設整備事業債につきましては、小中学校施設整備維持事業に係る財源として合併特例事業債を活用するものでございます。 以上、これらの財源をもちまして、平成30年度深谷市
一般会計補正予算(第5号)を編成したところでございます。 なお、39ページに給与費明細書を、40ページに継続費に関する調書、41ページに地方債に関する調書をそれぞれ添付してございますので、後ほどご参照賜りたいと存じます。 以上をもちまして、議案第13号 平成30年度深谷市
一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
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新井清議長 次に、議案第14号及び議案第15号について、田村市民生活部長。
◎田村千秋市民生活部長 それでは、議案第14号 平成30年度深谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。 恐れ入りますが、1ページをお開きください。平成30年度深谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億2,046万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ158億8,222万7,000円と定めてまいりたいとするものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳出からご説明いたしますので、恐れ入りますが、8ページをお開きください。2款保険給付費、1項療養諸費につきまして、療養給付費の支出見込みにより、1目一般被保険者療養給付費は7億3,734万4,000円を増額し、2目退職被保険者等療養給付費は6,205万7,000円を減額するものでございます。 9ページに参りまして、2項高額療養費につきまして、支出見込みにより、1目一般被保険者高額療養費は1億7,722万7,000円を増額し、2目退職被保険者等高額療養費は3,205万2,000円を減額するものでございます。 10ページに参りまして、3款国民健康保険事業費納付金、1項医療給付費分、1目一般被保険者医療給付費分及び2目退職被保険者等医療給付費分につきましては、歳入の国民健康保険税の減額により財源更正をするものでございます。 11ページに参りまして、2項後期高齢者支援金等分、1目一般被保険者後期高齢者支援金等分及び2目退職被保険者等後期高齢者支援金等分並びに下段の3項1目介護納付金分につきましては、歳入の国民健康保険税の減額による財源更正でございます。 12ページに参りまして、6款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費につきましては、歳入の特別調整交付金の増額による財源更正でございます。 続きまして、歳入の説明をさせていただきますので、恐れ入りますが、6ページへお戻りください。1款1項国民健康保険税につきましては、被保険者数の減少により、1目一般被保険者国民健康保険税は1億1,395万円を、2目退職被保険者等国民健康保険税は1,337万4,000円をそれぞれ減額するものでございます。 7ページに参りまして、3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金につきましては、歳出の保険給付費の増額に伴い、普通交付金を8億2,046万2,000円増額し、特別調整交付金の収入見込みにより特別交付金を600万円増額し、あわせて1億2,646万2,000円を増額するものでございます。 5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金につきましては、今回の歳入歳出補正の財源調整といたしまして、その他一般会計繰入金を1億2,132万4,000円の増額をするものでございます。 以上、平成30年度深谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第15号 平成30年度深谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。補正予算書の1ページをお開きください。平成30年度深谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ432万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億1,980万3,000円と定めてまいりたいとするものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書により歳出からご説明いたしますので、恐れ入りますが、6ページをお開きください。1款総務費、1項1目一般管理費でございますが、被保険者の増加等に伴い、健診受診者が当初予定していた人数を上回ることが想定されますことから、委託料を432万7,000円増額するものでございます。 続きまして、歳入のご説明をさせていただきますので、恐れ入りますが、5ページへお戻りください。3款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金でございますが、次の5款諸収入の増額により、一般会計からの繰入金3,339万円減額するものでございます。 5款諸収入、3項1目雑入でございますが、健診受診者の増加に伴う受託収入の増額及び平成29年度の医療給付費の精算に伴い、広域連合からの返還金がございますことから、3,771万7,000円増額するものでございます。 以上、平成30年度深谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 以上です。
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新井清議長 次に、議案第16号及び議案第17号について、飯塚都市整備部長。
◎飯塚勤都市整備部長 それでは、議案第16号 平成30年度深谷市
国済寺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。 今回の補正の主な理由でございますが、歳出におきまして、事業費の確定に伴う減額補正でございます。 それでは、補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,254万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億8,751万1,000円と定めてまいりたいとするものでございます。 また、第2項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるとさせていただくものでございます。 続きまして、第2条、繰越明許費でございますが、
地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表、繰越明許費によるとさせていただくものでございます。 それでは、歳出からご説明させていただきますので、9ページをお開きいただきたいと存じます。2款第1項1目事業費でございますが、今回、国庫補助金額の確定に伴いまして3,254万円を減額させていただき、補正後の額を3億8,845万9,000円と定めてまいりたいとするものでございます。その内容といたしましては、工事請負費及び物件移転補償費を減額させていただくものでございます。 続きまして、歳入についてご説明をさせていただきますので、8ページにお戻りいただきたいと存じます。1款国庫支出金、1項国庫補助金、1目土木費国庫補助金でございますが、国庫補助金額の確定に伴いまして5,500万円の減額補正をさせていただき、補正後の額を5,500万円と定めてまいりたいとするものでございます。 次に、2款1項1目保留地処分金でございますが、平成30年度における保留地販売実績によりまして2,246万円を増額補正させていただき、補正後の額を5,297万円として定めてまいりたいとするものでございます。 続きまして、繰越明許費につきましてご説明を申し上げますので、恐れ入りますが、4ページにお戻りいただきたいと存じます。繰越明許費でございますが、2款1項事業費、事業名、土地区画整理事業におきまして、1億6,222万6,000円を翌年度に繰り越しするものでございます。その内容といたしましては、建物などの物件移転を進めてきたところでございますが、建物移転5件の年度内完了が見込めないこと、さらにそれらに関連いたします工事につきまして、翌年度に繰り越しさせていただくものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 以上で議案第16号 平成30年度深谷市
国済寺土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第17号 平成30年度
深谷市岡中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。今回の補正の主な理由でございますが、事業費の確定に伴う減額補正でございます。 それでは、補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。第1条、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ379万4,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,476万1,000円と定めてまいりたいとするものでございます。 また、第2項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるとさせていただくものでございます。 続きまして、第2条、繰越明許費でございますが、
地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表、繰越明許費によるとさせていただくものでございます。 それでは、歳出からご説明させていただきますので、9ページをお開きいただきたいと存じます。第2款1項1目事業費でございますが、379万4,000円の減額補正をさせていただくものでございます。その主な内容といたしましては、換地処分に向けた委託料を減額させていただくものでございます。 続きまして、歳入についてご説明させていただきますので、8ページにお戻りいただきたいと存じます。1款1項1目保留地処分金でございますが、保留地販売実績によりまして1,315万1,000円の減額補正をさせていただくものでございます。 次に、2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、保留地処分金の減額、また事業費確定に伴う減額などを合わせまして935万7,000円を減額させていただくものでございます。 続きまして、繰越明許費につきましてご説明申し上げますので、恐れ入りますが、4ページにお戻りいただきたいと存じます。繰越明許費でございますが、2款1項事業費、事業名、土地区画整理事業におきまして2,548万2,000円を翌年度に繰り越しするものでございます。その主な内容といたしましては、換地処分に向けた業務を委託により進めてきたところでございますが、年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越しさせていただくものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 以上で議案第17号 平成30年度
深谷市岡中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
△休憩の宣告
○
新井清議長 この際、暫時休憩いたします。 午前11時40分休憩 午後1時開議
△開議の宣告
○
新井清議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
△発言の訂正
○
新井清議長 ただいま吉岡部長と飯塚部長より発言を求められておりますので、それを許可します。 吉岡部長。
◎吉岡和弘企画財政部長 午前中、議案第13号 平成30年度深谷市
一般会計補正予算(第5号)の説明の中になりますけれども、18ページのところの4目商工費寄附金につきまして、冒頭、私のほうの説明ですと、「株式会社トラストバンク様からの寄附金を計上するものでございます」という説明をさせていただきましたが、正しくは、4目商工費寄附金につきましては「株式会社トラストバンク様及び匿名を希望する個人様からの寄附金をそれぞれ計上するものでございます」ということで、発言のほうを訂正させていただきます。おわびいたします。済みませんでした。
○
新井清議長 飯塚部長。
◎飯塚勤都市整備部長 私も、午前中ご説明申し上げました議案第17号 平成30年度
深谷市岡中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の説明に誤りがございました。 補正予算書の8ページにございます一般会計繰入金のご説明の際に、935万7,000円の「減額」とさせていただくと申し上げましたが、「増額」の誤りでございました。訂正して、おわび申し上げます。申しわけございませんでした。
△議案内容の説明(続き)
○
新井清議長 次に、議案第18号について、吉岡企画財政部長。
◎吉岡和弘企画財政部長 それでは、議案第18号 平成31年度深谷市
一般会計予算についてご説明申し上げます。 別冊になってございます予算書のほうをご用意いただきたいと思います。まず、平成31年度予算編成に当たっての基本的な考え方でございます。平成31年度は、第2次深谷市総合計画の2年度目に当たりますことから、第2次深谷市総合計画に掲げる「元気と笑顔の生産地 ふかや」の将来像の実現を一層確かなものとするための予算として編成したところでございます。少子高齢化など現下の課題への対応及び将来を見据えた取り組みを推進してまいります。 それでは、予算書に基づきましてご説明申し上げますので、お手元の
一般会計予算書の5ページをお願いいたします。平成31年度深谷市
一般会計予算は、次に定めるところによるものでございます。 第1条、歳入歳出予算でございますが、歳入歳出それぞれ539億570万4,000円とするものでございます。 第2条、継続費、第3条、債務負担行為、第4条、地方債でございますが、それぞれ別表のとおり定めるものでございます。 6ページをお願いいたします。第5条、一時借入金でございますが、借り入れ最高額を7億円と定めるものでございます。 第6条、歳出予算の流用でございますが、各項に計上した給料、職員手当等及び共済費につきまして、同一款内で流用することができるよう、あらかじめ議決をいただきたいとするものでございます。 12ページをお願いいたします。第2表、継続費でございますが、消防分署耐震化事業及び論語の里施設管理活用事業につきまして、継続費の総額と年割額を記載のとおり定めて実施するものでございます。 13ページに参りまして、第3表、債務負担行為でございますが、深谷市土地開発公社からの用地取得(平成31年度)を初め7件の事項につきまして、それぞれ期間と限度額を定めてございます。 14ページをお願いいたします。第4表、地方債でございますが、情報システム運営管理事業を初め20件につきまして、それぞれの事業を実施するための財源として地方債を発行するものでございます。 それでは、予算に関する説明書によりまして、歳入歳出予算の主な内容をご説明申し上げます。19ページをお願いいたします。総括といたしまして、歳入予算の状況を、また21ページには歳出予算の状況を、それぞれ前年度対比とあわせましてお示ししてございます。それぞれの末尾の右下の欄のところに合計額がございますけれども、平成31年度予算額は、前年度予算額と比較いたしますと、22億9,485万円の増額、率にしまして4.4%の増となってございます。増額の主な要因としては、合併特例債の活用可能期限である平成32年度を見据え、新庁舎の建設、消防分署の建設など大規模事業を集中して実施することによるものでございます。 続きまして、歳出の内容を説明させていただきます。主なものをご説明申し上げますので、67ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費、普通財産処分事務費では、本年度のマイナス価格で落札された旧
中瀬小学校体育館敷地に係る負担金を計上してございます。 68ページに参りまして、6目情報管理費、企画課所管の行政情報化推進事業では、AIやRPAといったICT技術を活用し、単純かつ定型的な業務の自動化、省力化を図るための調査研究に係る経費を計上してございます。 情報システム運営管理事業では、新庁舎におけるネットワーク構築に係る経費を計上してございます。 69ページに参りまして、7目企画費、上武絹の道運営協議会負担金では、世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群にゆかりのある関係市町により、広域連携による観光振興を図るための経費を計上してございます。 公共施設の在り方検討事業では、深谷市
公共施設等総合管理計画等に基づき、施設の再編を推進するための経費を計上してございます。 新庁舎整備事業では、平成32年度の供用開始に向けて新庁舎本体工事等を実施してまいります。 70ページをお願いいたします。シティセールス推進事業では、市の知名度及びイメージ向上に向けた取り組みとして、メディアプロモーションや移住定住プロモーションに係る経費を計上してございます。 8目地域振興費、協働のまちづくり推進事業では、新たに誰でも自分の活動や地域の話題を投稿することができるホームページ「深活」サイトを構築するなど、市民活動の活性化を図るための経費を計上してございます。 防犯のまちづくり支援事業では、地域防犯活動を行う自治会等の関係団体と連携を図りながら、防犯のまちづくりを推進するための経費を計上してございます。 空き家対策事業では、空家等対策計画に基づき、空き家相談窓口の設置及び空き家
総合相談会の開催など、空き家の解消に向けた取り組みを実施してまいります。 71ページに参りまして、10目男女共同参画推進費、男女共同参画推進事業では、男女共同参画意識の向上を図るため、女性の職業生活における活躍を支援するためのセミナーの開催やワーク・ライフ・バランスの推進に関する経費を計上してございます。 72ページに参りまして、11目災害対策費、防災機能強化事業では、防災対策充実のため、新たに深谷市自主防災組織連絡協議会を設置し、先進地の事例紹介や研修等を実施するための経費を計上してございます。 少し飛びまして、79ページをお願いいたします。4項選挙費、3目参議院議員選挙費、参議院議員選挙事務費、80ページに移りまして、4目県知事選挙費、県知事選挙事務費、81ページに参りまして、5目県議会議員選挙費、県議会議員選挙事務費及び82ページに参りまして、6目市議会議員選挙費、市議会議員選挙事務費では、それぞれの選挙の執行に係る経費を計上してございます。 また、少し飛びまして、87ページをお願いいたします。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、下から2行目になりますけれども、障害者支援事業では、障害者総合支援法に基づき、障害者が住みなれた地域で安心して暮らすことができるよう、各種サービスの提供を行うための経費を計上してございます。 地域生活支援事業では、障害者基幹相談支援センターにおける総合的、専門的な相談支援を行うなど、障害のある方が能力や適性に応じて、自立して日常生活及び社会生活を営むことができるよう、必要な事業を実施するための経費を計上してございます。 88ページをお願いいたします。ふっかちゃん子ども福祉事業では、ふっかちゃん子ども福祉基金を活用し、子供たちの健やかな成長に資するため、軽度、中等度難聴児への補聴器購入助成のほか、障害児療育経費助成やスポーツ補装具の購入等に対する助成などを行ってまいります。 91ページをお願いいたします。2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、ファミリー・サポート・センター事業では、仕事と家庭生活を両立させ、安心して子育てができるように、子育て支援が必要な人を地域社会で援助する体制づくりを進めるための経費を計上してございます。 三世代同居・近居支援事業では、子育てや介護などの支え合いを促進するため、小学生以下の子供がいる世帯が新たに親世代と同居または近居する場合の引っ越し費用の一部を助成するための経費を計上してございます。 92ページをお願いいたします。3目保育園費、私立保育施設運営事業では、本年10月より実施される国の保育料無償化に加え、第3子以降のゼロから2歳児の保育料について、認可外保育施設や私立幼稚園においても無償化などの支援を拡充するための経費を計上してございます。 93ページに参りまして、4目学童保育室運営費、公立学童保育室運営事業では、放課後児童の安全と保護者の安心のため、公立学童保育室の運営等に係る経費を計上してございます。 97ページをお願いいたします。4項老人福祉費、1目老人福祉総務費、おむつサービス事業では、常時介護を要する高齢者や障害者の在宅生活の継続を支援するため、紙おむつを支給するための経費を計上してございます。 高齢者自立支援事業では、高齢者の介護予防と社会参加を促進するため、住民主体の通いの場の立ち上げの支援や通いの場を支える介護予防サポーター、通称ふっかファインの養成を行うための経費を計上してございます。 98ページをお願いいたします。3目老人福祉センター総務費、もくせい館施設整備管理事業では、従来の施設運営経費に加え、シニア世代の健康増進や生きがいづくりを支援する拠点として、情報交流カフェ、通称もくもくカフェを運営し、出会いや学びの場として推進していくための経費を計上してございます。 103ページをお願いいたします。5目母子保健費、母子健康包括支援事業では、産後ケア事業として、宿泊型、日帰り型に加え、新たに支援を必要とする家庭へ訪問し、相談を行うアウトリーチ型のサポートを実施いたします。妊娠、出産から子育て期にわたる切れ目のないきめ細やかな支援をさらに推進し、育児負担の軽減を図っていくための経費を計上してございます。 6目衛生諸費、健康づくり推進事業では、新たに市民の健康づくりを応援する飲食店等の事業者を健康づくり応援店に認定する事業を実施いたします。また、食育講演会や各種栄養教室など、市民の健康に対する意識の高揚、健康づくりを推進していくための経費を計上してございます。 健康マイレージ事業では、ためるんピックふかやにおいて、市民みずからの健康づくりを推進するため、景品の拡充策として電子地域ポイントの本格導入を図るなど、市民、関係機関、行政の協働による健康づくりに取り組むための経費を計上してございます。 108ページをお願いいたします。5款労働費、1項1目労働諸費、就業支援事業では、内職に関する相談及びあっせんを行うほか、市内企業への戸別訪問を実施し、企業の求める人材の把握に努めるとともに、新たにシニア世代の資格取得を支援するなど、市民の就業を促進していくための経費を計上してございます。 111ページをお願いいたします。6款農林水産業費、1項農業費、5目農業後継者対策費、担い手育成支援事業では、新たな担い手の確保、育成を目的として、認定農業者等に対し、農業機械を購入する費用の一部を補助するための経費を計上してございます。 112ページをお願いいたします。7目深谷グリーンパーク管理費、深谷グリーンパーク管理運営事業では、深谷グリーンパーク長期保全計画に基づき、施設改修、電気設備等の改修に係る経費を計上してございます。 114ページをお願いいたします。7款1項商工費、2目商工業振興費、ページの一番下になりますが、起業家支援事業では、市内の起業に要する経費の補助及び起業を志す市民が財務等の専門知識を習得する創業スクールの実施などを行う市内商工団体等への補助など、市内産業の振興、活性化を図るための経費を計上してございます。 115ページに参りまして、企業満足度向上事業では、市内企業間の連携を強化するための企業交流会の実施や市内企業の認知度向上と雇用促進を図るための深谷ものづくり博覧会を開催するなどの経費を計上してございます。 観光振興事業では、市の観光資源を活用し、さまざまな体験型プログラムを企画した深谷えん旅の実施や観光マップ等の作成、祭り等への補助に係る経費を計上してございます。 産業価値向上事業では、市の強みである農業にITなどの先進技術を融合し、農業の生産性を高める
アグリテック集積の推進、野菜を観光資源として活用する野菜を楽しめるまちづくりの推進及び地域内経済循環を高める取り組みとして地域通貨の導入を図る経費などを計上してございます。 119ページをお願いいたします。8款土木費、2項道路橋りょう費、1目道路維持費、橋りょう維持管理事業では、法令に基づく点検を行うとともに長寿命化に向けた橋の調査、設計、補修を行うなど、市内の橋りょうを適正に管理するための経費を計上してございます。 120ページをお願いいたします。2目道路新設改良費、道路新設改良事業では、生活道路の整備により快適かつ安全な環境を実現するため、自治会からの要望等に基づき、狭隘道路や未舗装、未改良区間の整備を行うための経費を計上してございます。 スマートIC整備事業では、関越自動車道寄居パーキングエリアへのスマートインターチェンジにつきまして、NEXCO東日本、寄居町、美里町とともに先行して供用開始した下り線側に続き、上り線側の供用開始に向けた整備を進めるための経費を計上してございます。 124ページをお願いします。4項都市計画費、1目都市計画総務費、産業拠点推進事業では、
花園インターチェンジ拠点整備プロジェクトに伴う周辺道路整備や拠点内に設置する公園の実施計画などの経費を計上してございます。 深谷駅施設管理運営事業では、平成30年度から平成32年度にかけて市管理部分の大規模改修を計画的に実施してまいるものでございますが、平成31年度におきましては外壁改修等に関する経費を計上してございます。 125ページに参りまして、住宅耐震化促進事業では、既存木造建築物の耐震診断、耐震改修及び平成30年10月1日より実施している危険なブロック塀等の撤去、再築造に伴う費用の一部を助成するための経費を計上してございます。 中央土地区画整理事業では、深谷駅通り線などの地区内の主要道路の整備のための経費を計上し、事業の見える化による推進を図ってまいります。 2目街路整備事業費、原郷上野台線整備事業では、汚水管、雨水管切り回し工事や高崎線鉄道敷地内の線路設備、信号設備など、工事に支障となる設備の移設に係る経費を計上してございます。 129ページをお願いいたします。9款1項消防費、1目常備消防費、応急手当普及啓発事業では、AEDが設置され、普通救命講習等の受講修了者がいる事業所をAED協力事業所として認定し、緊急時にAEDを活用できる環境整備を進め、救命講習会の開催とあわせ、市民の命を守る体制づくりを推進するための経費を計上してございます。 131ページをお願いいたします。3目消防施設費、消防分署耐震化事業では、消防分署耐震化計画に基づき、川本分署、藤沢分署、岡部分署、豊里分署の建てかえを順次実施してまいります。川本、藤沢分署につきましては平成31年度中の運用開始、岡部、豊里分署につきましては平成32年度中の運用開始に向けた工事費等の経費を計上してございます。 消防団車両購入事業では消防ポンプ自動車を、また次の常備消防車両購入事業では高規格救急自動車の更新経費を計上してございます。 消防通信指令事業では、16言語に対応する3者間多言語通訳システムを導入し、日本語の話せない方も含めた災害時等における迅速な対応を図るための経費を計上してございます。 133ページをお願いいたします。10款教育費、1項教育総務費、3目教育研究所費、教育研究所運営事業では、発達に課題を抱える児童生徒等の支援に係る経費及びひきこもり等で昼間学校に登校できない児童生徒のために夜間に適応指導教室を開催するなど、不登校の対応に関する経費を計上してございます。 134ページをお願いいたします。学力向上推進事業では、つまずきのある児童生徒に対する学習支援につなげる標準学力検査を行うための経費や英語検定、数学検定に係る検定費用の助成に係る経費を計上するなど、市全体の学力向上を推進するための経費を計上してございます。 135ページに参りまして、2項小学校費、1目学校管理費、小学校給食事業では、栄養士を全校に配置し、学校給食を通じた食育の推進を図るとともに、安全で安定した学校給食を提供するための経費を計上してございます。 136ページをお願いいたします。2目教育振興費、小学校健康・安全教育推進事業では、こども110番の家に加え、新たにこども110番の車として、車両に張るステッカーを作成し、ご協力いただける保護者を中心に配布し、地域ぐるみで防犯を推進するための経費を計上してございます。 ふっかちゃんヘルメットサポート事業では、ふっかちゃん子ども福祉基金を活用し、市内の小学校に入学する新1年生等のヘルメットの購入費を補助する経費を計上してございます。 小学校教育活動推進事業では、地域に根差した学校づくりを推進するため、学校運営協議会に係る経費や教育活動を側面的に支援していくための経費を計上しており、平成31年度は、教師の事務負担の軽減を図り、児童への指導や教育研究に注力できる体制整備を図るスクール・サポート・スタッフに係る経費を計上してございます。 137ページに参りまして、3項中学校費、1目学校管理費、中学校給食事業では、小学校給食事業と同様に、学校給食を通じた食育の推進、安全で安定した学校給食の提供に要する経費を計上してございます。 138ページをお願いいたします。2目教育振興費、中学校教育活動推進事業では、小学校教育活動推進事業と同様に、地域に根差した学校づくりを推進する学校運営協議会に係る経費やスクール・サポート・スタッフに係る経費を計上してございます。 140ページをお願いいたします。4項1目幼稚園費、幼稚園給食事業では、現在、公立幼稚園全10園のうち3園で給食を提供しておりますが、平成32年度から新たに5園で提供を開始することに伴い、必要な備品等を整備するための経費を計上してございます。 ふかやこども園モデル園運営事業では、今後の幼稚園における保育サービスの向上のため、おかべ幼稚園とみらい幼児園おかべでふかやこども園のモデル園を実施するための経費を計上してございます。 141ページに参りまして、2目幼稚園建設費、幼稚園施設建設事業では、公立幼稚園の保育サービス向上に当たり、平成33年4月の開園に向け、再編に伴う支援の建設を行うための経費を計上してございます。 143ページをお願いいたします。5項社会教育費、3目公民館費、
岡部公民館建設事業では、平成31年10月の供用開始に向け、公民館、図書館、総合支所機能を有した複合施設として整備してまいります。平成31年度は、建設工事費や備品購入費等を計上してございます。 145ページをお願いいたします。5目文化財費、文化財施設管理活用事業では、旧煉瓦製造施設の保存、活用及び誠之堂、清風亭、川本出土文化財センター等の管理運営業務に関する経費を計上してございます。 論語の里施設管理活用事業では、平成31年度から平成33年度までの継続事業として、旧渋沢邸中の家主屋の構造補強工事を実施してまいります。 147ページをお願いいたします。6項保健体育費、1目保健体育総務費、体力向上推進事業では、中学校の部活動に関し、専門的指導力を備える地域人材を活用した部活動指導員を配置し、部活動の維持、充実を図るための経費を計上してございます。 ウォーキング推進事業では、常設のウオーキングコースを設定するほか、ウオーキングイベントの開催に要する経費を計上してございます。 深谷アスリートクラブ事業では、東京オリンピック、パラリンピックに向け、スポーツに精通した指導者の派遣や小中学校を対象にしたスポーツ教室を開催するなど、スポーツ振興に係る経費を計上してございます。 以上が歳出の主な内容でございます。 続きまして、歳入の主な内容をご説明いたしますので、恐れ入りますが、22ページにお戻りいただきたいと存じます。1款市税、1項市民税でございますが、平成30年度の決算見込みや景気動向等から、81億216万5,000円、前年度対比5,855万4,000円の減と見込んだところでございます。 続いて、2項固定資産税でございますが、新築家屋等に関する増加により、85億3,118万9,000円、前年度対比3億5,661万2,000円の増と見込んだところでございます。 24ページをお願いいたします。2款地方譲与税、1項地方揮発油譲与税から27ページの上段の7款1項ゴルフ場利用税交付金までにつきましては、平成30年度の決算見込み及び国が示した地方財政計画の推計により見込んだところでございます。 8款1項自動車取得税交付金については、本年10月1日に予定されている消費税率の変更に伴う自動車関係税の見直しが予定されていること及び平成30年度の決算見込み並びに国が示した地方財政計画の推計により1億4,340万円を見込んだところでございます。 9款1項環境性能割交付金については、消費税率の変更に伴う自動車関係税の見直しに伴い、新たに創設されたもので、国が示した地方財政計画の推計により1,600万円を見込んだところでございます。 28ページをお願いいたします。10款1項地方特例交付金につきましては、平成30年度の決算見込み及び国が示した地方財政計画の推計により1億1,140万円を見込んだところでございます。 2項子ども・子育て支援臨時交付金については、本年10月より実施される幼児教育無償化の財源として国が示した地方財政計画の推計により5,140万円を見込んだところでございます。 11款1項地方交付税でございますが、平成30年度の決算見込み額、国が示した地方財政計画の推計、合併算定がえ部分の段階的縮減を見込み、60億600万円、前年度対比2億8,900万円の減と見込んだところでございます。 30ページをお願いいたします。13款分担金及び負担金、1項負担金でございますが、説明欄に記載してございますそれぞれの負担金につきまして、過去の実績等を勘案し、見込んだところでございます。 32ページをお願いいたします。14款使用料及び手数料でございますが、32ページから37ページまでにわたりまして、それぞれ説明欄に記載してございます使用料、手数料につきまして、過去の実績等を勘案し、見込んだところでございます。 38ページをお願いします。15款国庫支出金でございますが、42ページまでにわたりまして、歳出で計上いたしましたそれぞれの事業費に対して、国の補助基準あるいは負担区分等により計上したところでございます。 43ページに参りまして、16款県支出金でございますが、49ページにわたりまして、先ほどの国庫支出金と同様、県の補助基準あるいは負担区分等により計上したところでございます。 52ページをお願いします。18款1項寄附金、1目一般寄附金ではふるさと納税寄附金を、2目民生費寄附金ではふっかちゃん子ども福祉基金寄附金をそれぞれ計上してございます。 53ページに参りまして、19款繰入金、1項基金繰入金でございますが、1目財政調整基金繰入金は本予算案の財源調整のため、2目場外舟券売場環境整備基金繰入金は、周辺環境整備や教育、福祉の充実の財源として、3目まちづくり振興基金繰入金は、市民の連帯強化や地域振興のための事業の財源として、4目ふっかちゃん子ども福祉基金繰入金は、安心して子育てができる環境づくりを推進し、次代を担う子供たちの健やかな成長に資するための事業の財源として、5目教育基金繰入金は、平成29年6月議会において1号補正予算に計上した石坂好男様からの寄附金を財源に八基小学校、豊里中学校における各事業を推進するため、6目公共施設整備基金繰入金は、公共施設の整備に要する事業の財源としてそれぞれ計上してございます。 55ページをお願いします。21款諸収入、3項貸付金元利収入でございますが、説明欄に記載してございます、それぞれの預託金の回収金及び住宅新築資金等貸付金の元利収入でございます。 57ページをお願いいたします。6項雑入でございますが、60ページまでにわたりまして説明欄に記載しましたとおり、それぞれ計上してございます。 61ページをお願いします。22款1項市債でございますが、1目総務債は新庁舎整備事業及び情報システム運営管理事業の財源として、2目民生債は私立保育施設整備事業の財源として、3目衛生債は皿沼浄水場耐震化の財源として、4目土木債は、北通り線整備事業、排水機場管理事業、河川整備管理事業、産業拠点推進事業、深谷駅施設管理運営事業、橋りょう維持管理事業及び市営住宅管理事業の財源として、5目消防債は、消防分署耐震化事業、常備消防車両及び消防団車両購入事業の財源として、6目教育債は、小学校施設大規模改修事業、幼稚園施設整備維持事業、幼稚園施設建設事業、
岡部公民館建設事業及び公民館施設整備維持事業の財源として、7目臨時財政対策債は地方交付税の振替措置として、それぞれ借り入れるものでございます。 以上が歳入でございます。 これらの財源をもちまして、平成31年度
一般会計予算を編成いたしたところでございます。 なお、151ページから156ページに給与費明細書、157ページから158ページに継続費に関する調書、159ページから164ページに債務負担に関する調書、165ページに地方債に関する調書をそれぞれ添付してございますので、後ほどご参照いただきたいと存じます。 以上をもちまして、議案第18号 平成31年度深谷市
一般会計予算の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第19号及び議案第20号について、田村市民生活部長。
◎田村千秋市民生活部長 それでは、議案第19号 平成31年度深谷市
国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 予算書の169ページをお開きください。平成31年度深谷市
国民健康保険特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ152億3,687万7,000円と定め、第2条では一時借入金の最高額を5億円と定め、第3条では歳出予算の流用について定めたいとするものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 それでは、歳入歳出予算事項別明細書により歳出からご説明いたしますので、恐れ入りますが、184ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は、職員19人分の人件費のほかに、主にレセプト業務点検のための経費などでございます。 2目連合会負担金は、埼玉県国民健康保険団体連合会に係る負担金でございます。 185ページに参りまして、2項徴税費、1目賦課徴収費の賦課経費及び徴収事務費は、国保税の賦課及び徴収に係る経費でございます。 186ページに参りまして、3項1目運営協議会費は、深谷市国民健康保険運営協議会に係る経費でございます。 187ページに参りまして、2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費及び2目退職被保険者等療養給付費は、一般被保険者及び退職被保険者等に係る医療費の現物給付分で、3目一般被保険者療養費及び4目退職被保険者等療養費は、主にコルセット等の医療用装具現金給付分及び柔道整復師またはマッサージ等に係る現物給付費でございます。5目審査支払手数料は、レセプトの審査及び支払いに係る手数料でございます。 188ページに参りまして、2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費及び2目退職被保険者等高額療養費は、一部負担金の自己負担限度額を超えた分を高額療養費として払い戻すものでございます。 189ページに参りまして、下段にございます4項出産育児諸費、1目出産育児一時金は、被保険者が出産した場合に一時金を支給するものでございます。 190ページに参りまして、5目葬祭諸費、1目葬祭費は、被保険者が死亡した場合に1件当たり5万円を葬祭執行人に支給するものでございます。 3款国民健康保険事業費納付金は、国民健康保険事業に必要な納付金を市から県へ納付するものでございます。この納付金の金額につきましては、各市町村の所得水準、被保険者数、医療費水準などで計算され、県から示されるものでございます。 1項医療給付費分、1目一般被保険者医療給付費分及び2目退職被保険者等医療給付費分は、国民健康保険税の医療給付費分の納付金であり、医療給付費の支払いを賄うためのものでございます。 191ページに参りまして、2項後期高齢者支援金等分、1目一般被保険者後期高齢者支援金等分及び2目退職被保険者等後期高齢者支援金等分は、国民健康保険税の後期高齢者支援金等分の納付金であり、後期高齢者支援金等の支払いを賄うものでございます。 3項1目介護納付金分は、国民健康保険税の介護納付金分の納付金であり、介護納付金の支払いを賄うためのものでございます。 192ページに参りまして、下段にございます5款1項1目財政安定化基金拠出金は、県が設置する財政安定化基金から交付を受けた場合に補填するための拠出金でございまして、交付を受けた翌々年から発生するものでございます。 193ページに参りまして、6款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費は、40歳から74歳までの国保被保険者を対象として、特定健康診査及び特定保健指導といった生活習慣病予防事業や糖尿病性腎症重症化予防事業などを行うための経費でございます。 194ページに参りまして、2項保健事業費、1目保健衛生普及費は、医療費通知の発送などの啓発事業費と人間ドック等助成事業でございます。 7款1項1目基金積立金は、基金の利子を積み立てるものでございます。 195ページに参りまして、8款公債費、1項1目財政安定化基金償還金は、県が設置する財政安定化基金から貸し付けを受けた場合に、貸し付けを受けた翌々年度以降に償還するためのものでございます。 196ページに参りまして、9款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金及び2目退職被保険者等保険税還付金は、国民健康保険税の過誤納金を返還するための還付金でございます。 次に、歳入につきましてご説明いたしますので、恐れ入りますが、177ページにお戻りいただきたいと存じます。1款1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税は、医療費給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の現年課税分及び滞納繰り越し分でございます。一般被保険者数は近年減少傾向が続いている状況でございまして、国保税も前年と比較し、減額の計上となっております。 2目退職被保険者等国民健康保険税につきましては、177ページと178ページにわたりまして、退職被保険者の医療給付費分、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の現年課税分及び滞納繰り越し分でございます。退職被保険者数も、退職者医療制度廃止の経過措置中のため年々減少しているところでございまして、前年と比較し、減額の計上となっております。 179ページに参りまして、3款県支出金、1項県補助金、1目保険給付費等交付金は、保険給付に必要な費用が交付される普通交付金と市町村が実施する保健事業やその他特殊要因に応じた財政調整のために交付される特別交付金となっております。 2項1目財政安定化基金交付金は、予算編成時に見込めなかった事情、具体的には災害や景気変動等により国保税の収納額が低下した場合に交付されるものでございます。 180ページに参りまして、下段にございます5款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金は、国保財政安定化のために一般会計から繰り入れられるものでございます。 181ページに参りまして、2項1目基金繰入金は、国保会計の状況により基金から繰り入れられるための科目設定でございます。 6款1項1目繰越金は、前年度からの繰越金を見込んで計上したものでございます。 183ページに参りまして、8款市債、1項1目財政安定化基金貸付金は、国保税の収入不足により大幅な財源不足となった場合、県が設置する財政安定化基金から貸し付けを受けるためのものでございます。 以上が事項別明細書によるご説明でございます。 なお、後ほどご参照賜りたいと存じますが、予算資料の148ページ及び149ページにおきまして、歳入歳出予算額の款別の内訳を円グラフであらわしたものと、150ページでは国民健康保険の加入状況についての表を掲載しております。 以上、議案第19号 平成31年度深谷市
国民健康保険特別会計予算の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第20号 平成31年度深谷市
後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、205ページをお開きください。平成31年度深谷市
後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億5,678万6,000円と定め、第2条では一時借入金の最高額を1億円と定めてまいりたいとするものでございます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 それでは、歳入歳出予算事項別明細書により歳出からご説明いたしますので、恐れ入りますが、216ページをお開きください。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は、職員4人分の人件費のほかに後期高齢者健診業務などに係る経費でございます。 217ページに参りまして、2項1目徴収費は保険料の徴収に係る経費でございます。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、埼玉県後期高齢者医療広域連合への保険料や医療費分などの納付金でございます。被保険者が増加しており、保険料収入及び医療費分の負担金の増加を見込んでおりますことから、前年と比較し、増額の計上となっております。 218ページに参りまして、3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金は、過年度分の保険料還付金でございます。 次に、歳入につきましてご説明いたしますので、恐れ入りますが、213ページにお戻りいただきたいと存じます。1款1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料は、年金からの引き落としにより納付される保険料でございます。 2目普通徴収保険料は、納付書などにより納付される保険料でございます。これらの保険料は、被保険者の増加に伴いまして、前年と比較し、増額の計上となっております。 2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金は、法で定める医療費の負担割合に応じて一般会計から繰り入れられる医療費分繰入金と後期高齢者医療に係る事務費繰入金でございます。 2目保険基盤安定繰入金は、法で定める保険料の軽減分を県と市で負担するものでございます。 214ページに参りまして、3款1項1目繰越金は、前年度からの繰越金を見込んで計上したものでございます。 4款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、1目延滞金は、後期高齢者医療保険料の延滞金でございます。 215ページに参りまして、3款1目雑入は、広域連合からの健診事業受託収入や補助金、返還金などでございます。 以上が事項別明細書によるご説明でございますが、後ほどご参照いただきたいと存じますが、予算資料の152ページ及び153ページにおきまして、歳入歳出予算額の款別の内訳を円グラフであらわしたものと、154ページでは後期高齢者医療の加入状況についての表を掲載しております。 以上、議案第20号 平成31年度深谷市
後期高齢者医療特別会計予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第21号及び議案第22号について、飯塚都市整備部長。
◎飯塚勤都市整備部長 それでは、議案第21号 平成31年度深谷市
国済寺土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。 平成31年度の国済寺土地区画整理事業につきましては、前年度に引き続き、建物移転を初め区画道路などの整備に努めてまいりたいと考えております。 恐れ入りますが、最初に予算資料の156ページをごらんいただきたいと存じます。平成31年度予算での主な事業につきましては、下段の表の平成31年度予定の欄をごらんいただきたいと存じます。道路整備といたしましては、区画街路の整備につきまして270メートルを予定し、建物移転につきましては10棟を予定しているところでございます。 それでは、予算書の説明をさせていただきますので、225ページをお開きいただきたいと存じます。第1条、歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億3,353万8,000円と定めてまいりたいとするものでございます。 また、第2項におきまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算によるものとさせていただくものでございます。 次に、第2条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を1億円と定めさせていただくものでございます。 それでは、歳出からご説明申し上げますので、235ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の2,888万2,000円でございますが、主に職員3人分の人件費でございます。 続きまして、236ページをお開きいただきたいと存じます。第2款1項1目事業費の4億5,175万4,000円でございますが、先ほど冒頭の予算資料でご説明申し上げました道路整備及び建物移転などの事業費でございます。 次に、237ページの3款1項公債費、1目元金と2目利子につきましては、合計で1億5,260万2,000円でございます。 下段に参りまして、4款1項1目予備費でございますが、30万円を計上させていただきました。 続きまして、これらの経費に充当する歳入についてご説明させていただきますので、恐れ入りますが、233ページにお戻りいただきたいと存じます。1款国庫支出金、1項国庫補助金、1目土木費国庫補助金5,000万円でございますが、国からの補助金でございます。 中段に参りまして、2款1項1目保留地処分金でございますが、3,480万円を計上させていただきました。 下段に参りまして、3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金の5億4,873万6,000円でございますが、一般会計からの繰入金でございます。 次に、234ページをお開きいただきたいと存じます。4款1項1目繰越金1,000円でございますが、科目を設定させていただきました。 中段に参りまして、5款諸収入、1項1目雑入1,000円でございますが、預金利子がございますことから、科目を設定させていただきました。 なお、238ページ以降に給与明細書及び地方債に関する調書を掲載させていただきましたので、後ほどご参照賜れればと思います。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 以上で議案第21号 平成31年度深谷市
国済寺土地区画整理事業特別会計予算の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第22号 平成31年度
深谷市岡中央土地区画整理事業特別会計予算につきましてご説明を申し上げます。本事業は、事業の早期完成を目指し、換地処分に向けた委託業務などを進めてまいりたいと考えております。 恐れ入りますが、最初に予算資料の157ページをごらんいただきたいと存じます。平成31年度予算での主な事業につきましては、上段の事業の概要の欄をごらんいただきたいと存じます。今年度につきましては、換地処分に向けまして、業務委託により換地処分通知書及び登記嘱託書の作成などを予定しているところでございます。 それでは、予算書の説明をさせていただきますので、247ページをお開きいただきたいと存じます。第1条、歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億229万8,000円と定めてまいりたいとするものでございます。 また、第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算によるものとさせていただくものでございます。 次に、第2条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を3,000万円と定めさせていただくものでございます。 それでは、歳出からご説明申し上げますので、257ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の1,000円でございますが、公金動産保険料でございます。 続きまして、258ページをお開きいただきたいと存じます。2款1項1目事業費9,542万6,000円でございますが、先ほど冒頭の予算資料でご説明申し上げました換地処分通知書及び登記嘱託書の作成などの事業費でございます。 次に、259ページの3款1項公債費、1目元金と2目利子につきましては、合計で657万1,000円を計上させていただきました。 下段に参りまして、4款1項1目予備費でございますが、30万円を計上させていただきました。 続きまして、これらの経費に充当する歳入についてご説明させていただきますので、恐れ入りますが、255ページにお戻りいただきたいと存じます。1款1項1目保留地処分金でございますが、1,366万9,000円を計上させていただきました。 次に、2款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金8,862万7,000円でございますが、一般会計からの繰入金でございます。 下段に参りまして、3款1項1目繰越金の1,000円でございますが、科目を設定させていただきました。 次に、256ページをお開きいただきたいと存じます。4款諸収入、1項1目雑入の1,000円につきましては、預金利子がございますことから、科目を設定させていただきました。 なお、260ページ以降に給与明細書及び地方債に関する調書を掲載させていただきましたので、後ほどご参照賜りたいと存じます。 平成31年2月22日提出、深谷市長。 以上で議案第22号 平成31年度
深谷市岡中央土地区画整理事業特別会計予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○
新井清議長 次に、議案第23号及び議案第24号について、中野環境水道部長。
◎中野敏宏環境水道部長 それでは、議案第23号 平成31年度深谷市
水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。 平成31年度深谷市
水道事業会計予算でございますが、収益的支出及び資本的支出を合わせました支出総額は、前年度比15.7%増の55億313万円をもって編成したところでございます。 予算書の265ページをお願いいたします。第1条は総則でございます。 第2条、業務の予定量でございますが、(1)から(4)に記載のとおり定めてまいりたいとするものでございます。 第3条、収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款水道事業収益は、第1項営業収益及び第2項営業外収益の合計で31億3,017万2,000円を計上しております。主なものといたしましては、水道料金及び水道加入金でございます。前年度比1.1%の増で、消費税還付金の増によるものでございます。 次に、支出の第1款水道事業費用は、第1項営業費用から第4項予備費までの合計で28億8,685万9,000円を計上しております。主なものといたしましては、浄配水場の維持管理に係る委託料、修繕費、動力費、減価償却費及び支払利息でございます。前年度比0.1%の増で、動力費の増によるものでございます。 266ページをお願いいたします。第4条、資本的収入及び支出でございますが、収入の第1款資本的収入は、第1項企業債から第4項出資金までの合計で11億1,212万2,000円を計上しております。主なものといたしましては、老朽管更新事業及び施設整備事業の財源として借り入れる企業債及び出資金でございます。前年度比67.5%の増で、皿沼浄水場の更新に係る企業債の増によるものでございます。 次に、支出の第1款資本的支出は、第1項建設改良費から第3項予備費までの合計で26億1,627万1,000円を計上しております。主なものといたしましては、老朽管更新事業費、施設整備事業費及び企業債償還金でございます。前年度比39.7%の増で、皿沼浄水場の更新に係る施設整備事業費の増によるものでございます。 次に、第5条、継続費でございますが、皿沼浄水場更新事業といたしまして、4カ年で総額43億1,460万円を計上しております。 267ページに参りまして、第6条、債務負担行為から268ページの第11条、たな卸資産購入限度額でございますが、記載のとおり定めてまいりたいとするものでございます。 なお、269ページ以降に予算に関する説明書といたしまして、実施計画、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書及び財務諸表を掲載しております。 また、予算資料といたしまして、159ページから163ページに水道事業会計関係を添付してございますので、あわせてご参照賜りたいと存じます。 これをもちまして、議案第23号 平成31年度深谷市
水道事業会計予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第24号 平成31年度深谷市
下水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。平成31年度深谷市
下水道事業会計予算でございますが、収益的支出及び資本的支出を合わせました支出総額は、前年度比2.8%増の71億9,073万9,000円をもって編成したところでございます。 予算書の297ページをお願いいたします。第1条は総則でございます。 第2条、業務の予定量でございますが、(1)、公共下水道事業及び(2)、農業集落排水事業につきまして、それぞれ記載のとおり定めてまいりたいとするものでございます。 298ページをお願いいたします。第3条、収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款公共下水道事業収益は、第1項営業収益から第3項附帯事業収益の合計で25億1,136万1,000円を計上しております。主なものといたしましては、下水道使用料、他会計負担金及び太陽光発電事業収益でございます。前年度比2.6%の増で、下水道使用料収入の増によるものでございます。 第2款農業集落排水事業収益は、第1項営業収益及び第2項営業外収益の合計で10億67万5,000円を計上しております。主なものといたしましては、農業集落排水使用料及び他会計負担金でございます。前年度比1.5%の減で、長期前受金戻入の減によるものでございます。 次に、支出の第1款公共下水道事業費用は、第1項営業費用から第5項予備費までの合計で23億6,876万3,000円を計上しております。主なものといたしましては、公共下水道処理施設の維持管理に係る委託料、修繕費、動力費、減価償却費及び支払利息でございます。前年度比0.7%の増で、処理施設に係る委託料及び動力費の増によるものでございます。 第2款農業集落排水事業費用は、第1項営業費用から第4項予備費までの合計で9億9,857万6,000円を計上しております。主なものといたしましては、農業集落排水処理施設の維持管理に係る委託料、修繕費、動力費、減価償却費及び支払利息でございます。前年度比1.9%の減で、減価償却費及び支払利息の減によるものでございます。 299ページに参りまして、第4条、資本的収入及び支出でございますが、収入の第1款公共下水道事業資本的収入は、第1項企業債から第6項基金積立金利息までの合計で19億2,632万8,000円を計上しております。主なものといたしましては、汚水管渠、雨水管渠の整備及び浄化センターの更新の財源として借り入れる企業債及び国庫補助金でございます。前年度比3.6%の増で、浄化センターの更新に係る企業債の増によるものでございます。 第2款農業集落排水事業資本的収入は、第1項企業債から第5項基金積立金利息までの合計で8億3,765万6,000円を計上しております。主なものといたしましては、農業集落排水処理施設の機能強化の財源として借り入れる企業債及び県補助金でございます。前年度比10.7%の増で、農業集落排水処理施設の機能強化に係る企業債の増によるものでございます。 300ページをお願いいたします。支出の第1款公共下水道事業資本的支出は、第1項建設改良費から第4項予備費までの合計で29億1,417万4,000円を計上しております。主なものといたしましては、汚水管渠、雨水管渠の整備及び浄化センターの更新に係る事業費並びに企業債償還金でございます。前年度比3.3%の増で、浄化センター建設費の増によるものでございます。 第2款農業集落排水事業資本的支出は、第1項建設改良費から第4項予備費までの合計で9億922万6,000円を計上しております。主なものといたしましては、農業集落排水処理施設の機能強化に係る事業費及び企業債償還金でございます。前年度比13.0%の増で、建設改良費の増によるものでございます。 301ページに参りまして、第5条、債務負担行為から303ページの第9条、他会計からの補助金でございますが、記載のとおり定めてまいりたいとするものでございます。 なお、305ページ以降に予算に関する説明書といたしまして、実施計画、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、継続費に関する調書、債務負担行為に関する調書及び財務諸表を掲載しております。 また、予算資料といたしまして、165ページから173ページに下水道事業会計関係を添付してございますので、あわせてご参照賜りたいと存じます。 これをもちまして、議案第24号 平成31年度深谷市
下水道事業会計予算の説明を終わりにさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
△
予算特別委員会の設置
○
新井清議長 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第18号ないし議案第24号の当初予算関係7議案については、議長を除く全議員で構成する
予算特別委員会を設置し、本会議における質疑を省略し、直ちに付託することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う声あり〕
○
新井清議長 ご異議がないようですから、当初予算関係7議案については、議長を除く全議員で構成する
予算特別委員会を設置し、本会議における質疑を省略し、直ちに付託することに決しました。
予算特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く23名の方を指名いたします。 ただいま設置いたしました
予算特別委員会を散会後に議場において開き、正副委員長の互選を行い、その結果を私に報告願います。
△次会日程の報告
○
新井清議長 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 明23日ないし26日は本会議を休会とし、27日は午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑、
委員会付託を行います。
△散会の宣告
○
新井清議長 本日はこれにて散会いたします。 2月22日午後2時15分散会...